ジョゼフ・コンラッドのレビュー一覧

  • 闇の奥(新潮文庫)

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    やっぱりアフリカ行ってみたかった〜!という的外れな感想。
    最後の対話の迫真さ。
    まぁ人生何かを信じたところでそんなもん。他者は他者。

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    2023年09月28日
  • 闇の奥(新潮文庫)

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    訳者の注釈によると、”wildness”に『大密林』という訳語を当てたとのこと。日本語の表現の多彩さを感じる話であった。
    アフリカの蛮地に文明の光をもたらす使命に燃えてコンゴの奥地に来た筈のクルツは、文明的ルールの縛りのない大密林の中で、逆に蛮行を為す側になってしまう。これがクルツ個人の人間性に依るのか、そもそも人間とは、文明の枠が外れて大密林の中に放り込まれたら、高尚/下等の物差しなど、いとも簡単に壊れてしまうものなのか? しかし、マーロウの一人語りが、とにかく長い……!

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    2023年09月10日
  • 闇の奥(新潮文庫)

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    植民地時代のアフリカの中央、コンゴでの話。著者の実体験を基にした小説ということで生々しさを感じた。植民地政策の傲岸さ、大自然の神々しさ、人類の非力さが伝わってくる。2023.5.19

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    2023年05月19日
  • 闇の奥(新潮文庫)

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    クルツが自然に負けおかしくなっていて
    主人公は失望はしても、特に何も変化していない印象だった。
    短い話なのに停滞感が伝わってくる。
    名前が出てこないくらい人として扱われてない人が結構出てくるのが、植民地の考え方を現していて怖い。
    主人公は闇の奥は見えないままなのか?
    一度見続けたことで、あの森の中ではなくとも
    色々と見えるようになってしまったのか?
    理解出来てない。

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    2023年05月18日
  • 闇の奥(新潮文庫)

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    カーツ大佐・・じゃなかった、
    クルツ氏よ、お前の狂気はその程度か?

    「恐怖じゃない!恐怖じゃない!」よ!

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    2023年01月10日
  • 闇の奥(新潮文庫)

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    岩波文庫、古典新訳文庫に続いて三冊目ですが、相変わらず読み難い。翻訳じゃなくて構成とか文体のせいなんでしょうか。主人公マーロウが船員仲間に語り聞かせる形で話が進むけど、本筋と完全に分けてないから、テムズ河上の船の上なのかコンゴの河の上なのか改行なしの一文章の中で行ったり来たりします。更に輪を掛けてまわりくどい表現で語るで、かなり集中力を用します。でも何故か作品作者の影響力はあるので、教養として読みましょう。

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    2022年11月14日