Joel Spolskyのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ユーモアにあふれた文章センスで、読んでいても退屈にならない内容。
その上、ソフトウェア開発プロセスにおける、ジョエルの経験談や考察から導き出されたベストプラクティスやテクニックが紹介されており、実践でも十分適用できる内容になっている。
中でも、自分が一番参考にしようと思ったのは、技術者の採用面接に関する話題。プロジェクトの要員面談や、自社の採用面談で実践してみようと思う(ちなみに自分に決定権はないけどね)。
そのほか、機能要件書の書き方なんかは、読んでもらう・読みやすくする実践的なテクニックが示されており、今まで自分が書いてきた機能要件書の退屈さ加減を思い知らされた。
まだ読んだことのな -
Posted by ブクログ
なんて言うか、書かれている事にすごく共感が出来、そういう本は読んでいて楽しい。
たとえば、低レベルな事が高レベルなモノコトに対する理解や意志決定を支配するって事や、いいから仕様書書けとか、オープンソースに対するIBMのスタンスについてだとか、読書かれている事にすごく共感が出来、そういう本は読んでいて楽しい。
たとえば、低レベルな事が高レベルなモノコトに対する理解や意志決定を支配するって事や、いいから仕様書書けとか、オープンソースに対するIBMのスタンスについてだとか、読んでいてすごく共感できる。
まぁ日経ソフトウェアだとか、ソフトウェアピープルだとか、@ITとかばっか読んで、いったい僕は(私は -
Posted by ブクログ
【開発者マネジメント論+IT業界での戦略論】
開発者のマネジメントの方法を学べると思って購入したのだが、蓋をあけてみれば、おまけとしてIT業界での戦略論がくっついていた(双方に関係性はまるで無いので、たぶん興奮して書いちゃったのかな?)。
『ジョエル・テスト』と呼ばれる12の質問に答えることで、自社の開発体制がどれだけ適正になっているかを判断できる。12の質問の詳細は、各章で説明されているため、具体的にどういうことを言っているのか理解できる。
スタートアップでは当然となった『MVP』の話などがこの本で登場している。きっと当時のIT業界では当然だったのだろうが、まだ2000年当時(本書が執筆 -
Posted by ブクログ
ソフトウェア開発に関する面白読み物。それでいてすごくためになる。ジョエルの言う「5つの世界」のうち、パッケージについての話が主だけど、それ以外の世界にも参考になることが多い。
以下、特に参考になりそうなところ。
・3章 ジョエルテスト
ソフトウェア開発環境の善し悪しをチェックする12のテスト項目。
ソフトウェア開発に限らず応用できるところも多い。
もし自分が、テスト項目がほとんど満たされない環境にいて、自分が環境を変えられない立場にいるのであれば、「31章 下っ端でも何かを成し遂げる方法」を読むといい。
・4〜8章 やさしい機能仕様
まあ、機能仕様と技術仕様を分けてるような現場は経験したこ