灯野リュウ(ミルクティー飲みたい)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!
都市伝説、スピリチュアル好きにはたまらないエッセンスがあちこちに散りばめられていた。
最後まであっという間だった。しかし。最後の展開があまりにも超特急で「あれ?終わっちゃった」という感じだった。
ミルクティーさん、すごいなぁ。
色々と考察するようにあえてそうしたんだろうな。
結局、継承者は誰だったのか。
色んな見方ができる。でも、最後に書いてあった「憂忘桜」の文章が自分的には引っかかった。
あえてそういう書き方をしたんだろうなと思うと、何とも言えない余韻が残る。
はっきり答えを教えてほしいけど(笑)
でも、みんなそれぞれの見方があっていいのか。みんなそれぞれの世界で生きてるんだものね。
とにかく小説まで書けるなんてミルクティーさんすごい。
あと、響一とミルクティーさんを重ねて読むと、ミルクティーさんの人柄がよりわかる気がしてそれも楽しかった。
ありがとうございました。 -
Posted by ブクログ
チャンネル登録者数21万人を越える人気都市伝説系YouTuber・ミルクティー飲みたい初書籍。2021年作品。
灯野リョウ(ミルクティー飲みたい)というペンネームになっています。
彼が動画で語るような都市伝説を、25選んで書かれています。
動画内で語るような優しい口調は、それが文章化されてもやっぱり優しい雰囲気で、それは彼の人柄が表れているんだろうと思います。
まあ、これは想定内の範囲ですが、予想以上に素晴らしかったのが、本題に入る前の前置き部分。
10分程度の動画では、すぐに本題に入りますが、この著書では、前置きが結構長く、それでいて長すぎることなく、もっと長く読んでいたくなります。
時には詩を読んでいるような感じにもなる素敵な前置きがあるため、単なる都市伝説集でなく、都市伝説系エッセイ集として読めました。
闇や恐怖を感じさせてもいいような内容さえ、彼の手にかかればロマンになってしまう文章力が素晴らしいです。
続刊を期待します。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読みながら脳内では響一さんがミルクさんで描写されるので、勝手に「ミルクさんが動画の裏側で、こんなことに巻き込まれてたんだなぁ」と思いながら楽しくスラスラ読め、今度は渋谷ではなく別の地域での続編とかが読みたいと思える一冊でした。
(ミルクさんが執筆や取材で大変になってしまうかもですが・・)
以下琴線に触れたとこをツラツラと…
・絶体絶命のピンチに金田さんが助けてくれたり、あの人が『かっぱ大王』だったりと後半たたみかけるこれまでの登場人物の再登場時の展開がアツかった
・響一さんのプレイリストから選んだ曲やバンドをヒントから見つけて、聴いたりするのも楽しかったりしますw
・ナッパのクンッだったり、幻影旅団、暁とかとか好きな漫画達での例えが出てきたり、記憶の奥底に塩漬けにされていた某有名私立探偵の名フレーズを思い出せてくれて、うれしかったです -
Posted by ブクログ
おもしろそう。
たまたまYouTubeみていたら出版したという
告知が。
話もわかりやすいし辻褄も通ってて
何よりとっても真面目な感じなのがいいなぁと
好感をもってみていた、
小説を書くことの意味とか
あくまで控えめなんだけれど強い意志、
そして成功者という言葉があまり好きではない
そのイメージはお金、地位や名誉、つまり
それらはは刷り込まれてきたもの
というところが、ほんとそうだなぁと思う。
本はまだ読んでないから本の感想じゃないけど
ミルクティーのみたい、さんの話は
おもしろいから小説も興味ある!
自分が今いる場所と自分が進むべき方向が
決まっていてその方向に着実に進んでいる手応えがある
=成功
この定義いいね
EFT エモーショナルフリーダムテクニック
これもまたおもしろそう -
Posted by ブクログ
ネタバレオチが?だったが、考えてみた。
単純に言うと、渋谷金王丸を継いだのは主人公。ラストシーンに出てくるもう1人の渋谷金王丸候補は流歌。敵対勢力のブレーンである物理学の教授は流歌の父親。
●敵対勢力はグローバリズム経済と結託して渋谷を発展させたい。伝統破壊派。
●敵対勢力に付いている専門家=どことなく見たことあるような、親しみのある顔。米国の大学で理論物理学の研究をしていると自己紹介。これは流歌の父。大学で物理の先生をしていると記述がある。=流歌の父は敵対勢力のブレーン。
●流歌の実家は渋谷松濤の豪邸。代々の金持ち、もしくはグローバリズム経済などに乗っかって巨万の富を築いたとみることができる。21歳の新進芸術家や大学教授の収入のみではない。
●流歌は主人公たちと合同で異世界調査を行うが、そもそもは流歌の側から不思議情報youtuberである主人公たちに異世界現象の依頼をするつもりだった。どこかの段階で流歌は渋谷金王丸の事情を父から聞かされている。当初から事情を知っていたのか、好奇心から偶然に首をつっこんだのかは不明ながら、最終的には父側の勢力に加わって渋谷金王丸になるために異世界へ行く。
●主人公らが敵対勢力に襲われた時に流歌はいない。敵対勢力は主人公の足の骨を折ろうとする=殺すつもりはなくて、異世界に行けないようにしたかったということ。この前後のタイミングで流歌が事情を察知した可能性がある。この襲撃の前に事情を把握した場合は、流歌が襲撃のために主人公の行動をリークした可能性がある。いづれにせよこの襲撃の前か後に、流歌は父親から事情を聞かされて事態を把握、渋谷金王丸になる決意を固めた(最初から知ってた可能性もないではないが、主人公と一緒に集会場所(映画館)を探ったりしてるので、その時点では把握していないとみる。この襲撃は偶然にも格闘家金田が登場したせいでうまくいかなかったわけだが、これは偶然ではない可能性がある(第六感や何者か(先代の渋谷金王丸)による誘導、指示)。
●主人公と流歌は幻視的な感覚など共通項を持つ。これはライバルになりえるということ。
●最終局面で、主人公は敵対勢力に襲われた経緯や古本屋主人のつながりから伝統重視側として異世界へ行く。主人公の決意を聞かされた時の流歌は「あまり興味ないです」と言いつつもおしぼりを強く握り、珍しく声に力が入っている。=主人公たちと決別、敵勢力だと認識した。この前段階で気づいてるかも。
●主人公が流歌らに異世界行きの決意を語る前の段階で、敵対勢力は異世界へ行く候補者を数人用意しているとされている。この中に流歌がすでに入っていたのか?もしくは主人公の決意を聞いたことで流歌は自身も異世界へ行く決意を固めた可能性がある。
●わかりやすい描写としてラストシーンで出会うもう1人の渋谷金王丸の候補は「ペンキが飛び跳ねたブカブカの黒いつなぎ」を来た女性=普通に流歌であると理解。主人公と対面した時の「やあ」という台詞が、それまでの流歌の話言葉からすると不自然にも感じる。それまでは猫をかぶっていて、最後に本性を出したという可能性。
●敵対勢力が送り込んだ候補は男2人と流歌。流歌のみが渋谷金王丸の前に辿り着いた。男2人は異世界へは行ってるはずだが淘汰されている。敵対勢力の3人はそれなりの試練に見舞われて、流歌1人がようやく渋谷金王丸の前に辿り着いたとみられる。一方で主人公はあっさりと渋谷金王丸の前に案内されている。
●主人公は途中で謎の少女から百人組の証明である鈴を渡される。これはもちろん偶然ではなくて、過去か未来の伝統重視派の渋谷金王丸や集団が意図したもの。主人公に鈴を渡して問題に引き込んで渋谷の伝統破壊を止めさせようとしている。昭和21年のメンバーに未来予知能力をもつ者がいる。どこかの時代で令和の渋谷が危機に陥っているのを察知して、直に時空を超えたか、メッセージを未来に託すかで少女が主人公に鈴を渡した。
●主人公こそが、おそらくは渋谷金王丸に選ばれた存在。なので、渋谷金王丸を継いだのはたぶん主人公。そのつもりで鈴を渡して問題に引き込んで呼び寄せているとみられる。
●事態が収束した後、主人公と流歌は連絡を取り合っていない。決別、もしくは気まずさ、立場の違いが明確になっている。流歌は父親と暮らしている。渋谷金王丸になれなかった。精神や身体にダメージを負っている可能性がある。絵のインスピレーションが無くなってるとか。
●外国人が増えて自然現象的に渋谷の神域が混乱した?もしくは渋谷が混乱に陥っていること自体がどこかの時代の何らかの派閥による工作だったかも?
●光り輝く渋谷金王丸が一体何者なのかは謎。主人公に務まるのか?続編の可能性もないではなさそ。
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別解釈では、流歌は主人公らを導くように行動しているというものや、流歌こそが「器」であり、彼女を媒介にして渋谷金王丸のところへ行けたとか、流歌は協力者説もある。この系統で流歌は生贄的な犠牲者であるとかも。個人的には最後の「やあ」という違和感のある言葉からしても流歌は敵対している・主人公のライバル説を推す。おわり