吉野哲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「よそ者リーダー」の教科書
著:吉野 哲
望むと望まざるとにかかわらず、孤立無援の新天地でのリーダーを引き受けなければならない。生え抜きのエリートではない、よそ者として組織をまとめなければならない。そうした状況に置かれた時、いったい何を考え、どう行動すべきなのか。何を意識し、どう対応すればいいのか。
圧倒的多数の人が「よそ者リーダー」を引き受けざるをえない状況に立たされたとき、心得ておくべきことが本書では以下の3章により紹介されている。
①よそ者リーダー3つの心構え
②よそ者リーダー3つのマネジメント
③よそ者リーダーの実務 着任後100日までの仕事
「よそ者リーダー」にも色々あるものの、多くのリーダー論やマネジメント論においては「よそ者」よりは一定の人間関係や色々な土台が整いつつある中での活かし方が書かれた本が多い。
しかし、本書で取り上げられているように、多くのリーダーが「よそ者」としてリーダーとして従事していく機会というのが増えてきており、実態はそれに近い中で苦労する人が多い。
その対処法はオーソドックスなリーダー本から活用するには、色々な工夫が必要であるものの、本書においてはその問題に対してすっぽり収まるように紹介されている。
体系的な知識のみならず、経験や着任から100日までを順を追って説明してくれている点はその苦労の疑似体験のようで生々しさの中で学ぶことが出来た。
よそ者、よそ者とそれを表面に出しながら、一定の距離をとって対応するのではなく、客観的にその関係性を理解しながら良くも悪くもそれを活用するという点が大切である。