クライブウィンのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
イヌと人間の数万年かけて築いた熱い絆の歴史と科学の本。イヌへの愛をより深めさせてくれます。
著者は、人間はもっとイヌに愛情を注ぐべきだと力説します。アメリカ在住、イギリス育ちなので、明るくて、少し大袈裟な表現も読んでいて楽しめました。
科学パート
オオカミからイヌに分かれる時に、イヌにだけ人懐っこさの根源となるウィリアムズ症候群の遺伝子がコードされるようになった。ウィリアムズ症候群は人間にも発生する難病の一つで非常に人懐っこい性格になる。どの段階でこの遺伝子がイヌにだけコードされたのかはまだ明確にはなっていないそう。
歴史パート
人間とイヌの出会いの歴史は、約1.4万年前、イヌが人間の食 -
Posted by ブクログ
この本、めちゃくちゃおもしろいです。内容は、タイトル通り、イヌはなぜ愛してくれるのか、について、ひたすらに綴っているものです。
イヌは人間を大切に思っているのか?
イヌはなぜ人間を愛しているように見えるのか?
なぜ愛してくれるようになったのか?
ひとつひとつ丁寧に解説されています。
普段何気なく接していたイヌですが、遺伝子レベルの奥深いところから人間と接してくれていた、と知り、本当に感動しました。
もちろんこの本に載っていることが絶対解ではないと思いますし、著者からもそのスタンスは感じますが、基本的に作中の論拠は全て実験に基づいているので、それでも読んでいてある程度納得ができます。
イヌ -
Posted by ブクログ
イヌ愛が溢れて止まらない科学者たる作者が、イヌの愛を多面的で科学的な視点から紐解いた意欲作。
イヌの「愛」(または愛のようなものや愛を感じる行動)の正体や理由に触れる段ではイヌ好きの琴線に触れるし、動物や人間心理に関わる自然科学が好きな層には、「愛」の正体に迫る実験手法や実験結果に心が躍る。もちろん実験もイヌファーストで行われていることが明示されており、苦情対策のために強調しているわけではなさそうな(純粋にイヌを大事にしたいきもちの発露であろう)ところも好感度が高い。
劣悪な環境におかれているイヌの話も、人間と共存するに至った古代のイヌの話も、興味深く読めた。
イギリス人の少し皮肉っぽい言い