忽那賢志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ感染症の現場で働いている著者が、さまざまな感染症から丁寧に解説している。その上で新型コロナウィルスとそのワクチン、免疫について語られており、新型コロナウィルスが保護のウイルスと比べてどうなのか?感染症の中でどう言った位置付けとなるのか?等が丁寧にまとめられている。免疫力が長く続かない感染症では、ワクチンの集団接種いがいでは集団免疫を獲得するのは難し位だろうと言うこと、一般的にワクチンの免疫は自然感染に比べて弱いと言うことなどが語られており、新型コロナウィルスとワクチンの事を知る上では、読んでおいた方が良い一冊のうちの一つだと思う。
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Posted by ブクログ
そもそものウィルスとは何か、から新型コロナウィルスに関することまで、専門的でありながら、わかりやすい解説してくれている。
以下メモ
コロナの怖いところは無症状疾患者から感染が拡大していくこと
今までのワクチンと違い、コロナのワクチンではRNAワクチンという新しい技術が試されている
これは、m RNAというタンパク質を生成するために使用する情報細胞を運ぶ設計図が、進学コロナウィルスのスパイクタンパク、つまりウィルス表面のトゲトゲした突起の部分を作る指示を伝える役割を果たしています。
これが、マクロファージ細胞に取り込まれ、スパイクタンパクを作るように指示します。
その後、マクロファージの表 -
Posted by ブクログ
前半、コロナはあんまり出てこない。そもそも感染症とは、とか、感染症とはどういうものがあるかというあたり三章くらいまで書かれていて、俺なんでこの本読んでんだっけ?という印象もあった。面白くないわけじゃなく、いろいろ参考になる話もあったとは思うんだけどね。ややカタイなぁ、まじめな人だなぁという印象をもったという感じで。コロナの話題になってくると、今、進んでいる話だからね。前半のカタさは一転、引き込まれて読んだ。医療現場の方々は、本当にたいへんな思いをして仕事をされていると思う。いたずらに不安になるのではなく、かといって極端に楽観的になるのでもなく、ある程度腹はくくりつつも、冷静に考え、行動するため