田中森士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
普段は読まないジャンルの本であるが、タイトルが印象的だったので購入した。カルトブランディングとは、カルト宗教の信者獲得の手法の中から、ブランディングに応用できるものを抽出し、体系化したものである。ここで言う信者とは、ブランドとの一体感を持ちつつ、目に見える様々な方法で、ブランドとの関わりを示す顧客を意味する。アップルがすぐに当てはまると思った。当然触れられていたが、カルトブランドとして、スズキのジムニーの事例が紹介されていたことに驚いた。購入者いわく、乗り心地はあまり、よくないが、乗っているだけで楽しいとのことである。社内でも、ジムニーツーリングに行く人がいるようだ。確かにここまでくると、ファ
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Posted by ブクログ
スモールビジネスとは、「初期投資や運営コストを抑え、規模の拡大化を目的しない、5人以下で運営する小規模なビジネス」とあって、自分の個人事業そのまんまじゃん!
しかも、「はじめに」では、本書が覚悟を持ってスモールビジネスに取り組む方の助けとなれば。。。とあったので期待は大きかったのだが、ほとんど参考になるような内容は無かった。
元々自分の個人事業もすでに何とか10年以上継続しており、、もっと仕事を増やしたいとの気持ちも無いので、期待というよりは、再確認したい内容があればと思って読んでみたんだが、筆者の目指す方向性とはちょっと違っていたようだ。 -
Posted by ブクログ
信者は車のリアガラスにステッカーを貼る
「ブランド」とは次々に積み重なり変化していく顧客との関係
ブランドを形成する上では、常に顧客から信頼される行動を続けるしかない
Z世代は社会が変わる、何かに貢献できると思ったら顧客になってくれる
ミレニアム世代は共感、Z世代は協調
カルトブランディングは信頼できる数少ない心のよりどころ、信念やビジョンの核となる部分は変わることは絶対ない
このブランドなら裏切らないという信頼と安心
カルトブランディングには社会や社会課題に対するスタンスを明確にするというイデオロギーが必要
ブランドがコミュニティーを大切にし資源を投入するとメンバーは自発的に動き始める
顧客 -
Posted by ブクログ
カルトブランディングという言葉を初めて知ったわたしは、当初「カルト宗教的に人々を洗脳していくブランディング手法に警鐘を鳴らし、消費者は情報リテラシーを持とうよ!」という本だと思っていた。
全く逆だった。
洗脳(の結果搾取された状態)ブランディングは、ここで言うところの“破壊的カルト”であり、カルトブランディングとは対極にあった。
カルトブランディングはもちろん語源はカルト宗教から来ているが、そこに強制や胡散臭さはない。
カルトブランディングは、“客層自ら進んで”信者になりにいくプロセス、これを生み出すためのブランディングである。
自社ブランドをもつ働き手はみんな考えるべき視点であった。