串崎真志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
※追記あり
「繊細すぎてしんどいあなたへ」と言われて「はい」と手に取るのにどこか抵抗はあるのだが、HSPとやらについて知るのに岩波ジュニア新書なら良いのではと思い、流し読み。
流し読みなのでなんともいえないが、なぜ今この概念がよく取り沙汰されるのかについてはあまり腑に落ちず。つまり世の中のいろんなしんどさのうちのひとつ、っていう理解で良いのだろうか。
(その後『HSPブームの功罪を問う』を読んでから改めて再読)
『功罪』で串崎さんの本が「信頼できる学術的な本」として挙がっていたので、こちらを流し読みではなくちゃんと読もうと思い直し再読。
『功罪』の本によると、HSPというのはある性格 -
Posted by ブクログ
Highly sensitive person=HSPという言葉を聞いたのはいつ頃だっただろうか。初めてこの言葉に触れ、その意味を知った時、何か昔からの大きな謎が解けた様に思えた。幼い頃から毎日人の顔ばかり窺って生きていた。自分の母親は教育に厳しい人だったから、私はたくさんの勉強道具(学習教材)を渡されて、毎日それを片付けるのに精一杯だった。勿論やらなければ怒られるし、そうでなくとも小さい頃はイタズラや悪さにも手を出して、何度もこっ酷く叱られた。正直母親の顔ばかり窺っていた。幼稚園の先生などはもっと強烈な印象として残っている。泣き虫な私は毎日毎日、一年中泣いていた。流石に今なら先生の気持ちも解
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Posted by ブクログ
繊細にもいくつかの類型がある
わたしは高校時代、学校やクラスにあわず
楽しくない3年間を過ごしたけど
それも1つの繊細さが作用していたのかなと思った
今でも相手の気持ちを想像しすぎたり
些細なことに傷ついたりする
それが仕事上うまく作用してもいるけど
現実をストレートに認識できずに
取り越し苦労をするこどともある
今はスクールカウンセラーや
思春期外来というのもあるそうで、
当時そういうのを活用できていたら
違った3年間になったかもしれない
年頃になると苦しいほど悩むのは誰でも通る道
社会的に、うまくセーフティーネットを作って
思春期の子どもたちが生きやすくなるよう
サポートする仕組みを