キャスリーンデイヴィスのレビュー一覧

  • シルクロード

    Posted by ブクログ

    薄い本なので二回読んだのですが、さっぱりわかりませんでした。最初ミステリを書こうと思ったが「粗筋に振り回される過程が非常につまらないので」止めたそうなのですが。だからと言って、あんまりにも本作のように抽象的というのか、あとがきにも書かれていましたが「煙に巻く文体」=「高尚」と勘違いされるとは限らないです。まあしかし、どこの国かどの時代か、全く背景がわからず、未来的でもあり、神話的(所謂大昔)と、底が見えない様子がちゃんと自分で創造して書いてるのかなと思えました。

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    2022年01月17日