伊藤調のレビュー一覧

  • ミュゲ書房

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    フォローさせていただいている、フリージアさんの本棚でみかけて。
    (フリージアさん、ありがとうございます)

    読み始めは…。
    『ミュゲ』って意味は?
    表紙カバー、素敵✨でしたが、

    読み終わった今は…
    本がつくられる上で、作家・編集者・装丁家・イラストレーター、書店
    さまざまな人たちの思いが感じられる素敵な作品でした
    (書店で本を買うぞっ!と謎の熱量がワタシの中に(笑))

    読書好きならば!
    本好きならば!
    読んでいただきたいなぁ〜。

    ミュゲ書房の店主であり、編集者である主人公の章くんがちょっと頼りなくて(笑)
    章くん、頑張って!!
    と、なりましたが(笑)
    あったかい気持ちにさせてくれますので

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    2025年11月19日
  • ミュゲ書房

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    こういう本屋さんで本を手にとり購入したくなる作品でしたしもう少し早く購入して読めばよかったと思わしてくれた作品でした。

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    2025年10月17日
  • ミュゲ書房

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    とても好きな本にまた出会えました。
    亡くなった祖父の書店を継ぐことになった若手編集者(宮本章)を中心としたミュゲ書房のお話。良さそうだけど、割と地味な感じの話かなと思って読み始めました。が、思いのほかテンポが良く展開が早くて。先が気になりどんどん読み進めてしまいました。宮本が出版社にいた時につぶしてしまったと後悔している才能あふれる新人作家。その復活劇?リベンジ?にハラハラドキドキわくわくしました。

    前半のミュゲ書房を軌道に乗せていくための日々…からの後半は一気に話が動きます。最後の最後まで目が離せない展開。かつての出版社に対する挑戦状、最後に打って出た賭け。どうなるのだろうと。

    ミュゲ書

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    2025年09月20日
  • ミュゲ書房

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    めちゃくちゃ好き。
    本屋さんや出版のお仕事小説として読んでも面白いし、ミュゲ書房を取り巻く人たちとのふれあい交流物語として読んでも面白い。

    一冊の本が出来るまでがこの本を通じて分かるのもよかった。
    出てくる人たちもいい味だしてて、古巣の奴ら以外みんないい人ばかりだった。

    主人公の章は人あたりいいしセンスもありそうなのに最初の就職先があれだったばっかりに業界にどっぷり毒されて傷も負った感じがした。

    業界に悪い部分があってもきちんとした仕事してる企業はちゃんとあるだろうに分かりやすく悪い面出してくるもんな。

    某悪い出版の言う売れる本を売るってなんだろうとは読者の立場からすると思うけども。

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    2025年05月08日
  • ミュゲ書房

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    ネタバレ

    真っ当に生きてる人が報われるので、読後感の良い作品でした。
    私自身は、本は所有しなくても良い、読めれば良いと考えていますが、この作品を通して本を所有することも素敵だなと感じました。

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    2024年01月09日
  • ミュゲ書房

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    今年読んだ中で一番!(まだ3月だけど)
    本を作る話も好きみたい。舟を編むも好き!
    本を作るだけじゃなく、美味しい物まで出てきて、最近の好みにドンピシャ!

    最近知ったばかりの気になっている資格名が本の中にたった一回だけど出てきて、このタイミングでこの名前に出会うという事はやってみろってお告げなのかなと思っているところ。うーむ。。。

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    2023年03月09日
  • ミュゲ書房

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    心地良い余韻に包まれる。

    本の魅力を存分に感じる事が出来る素敵な作品だった。

    新人作家を潰してしまった若手編集者・宮本章の成長を描いたお仕事小説でありながら、人と人との絆に何度も心打たれ読み進むに連れ心の中が温かい物で満たされて行く。

    普段、何気なく手にしている一冊の本。
    完成までに多くの工程と人の手が費やされる。

    幾度となく繰り返される挫折。
    それを乗り越えた先にある一冊の本の誕生に登場人物と共に深い喜びを感じた。

    フランス語でスズランを意味するミュゲ。
    スズランの花言葉に想いを馳せ、読後は紙本への愛おしさが倍増する。

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    2023年02月17日
  • ミュゲ書房

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    素敵な本屋さんの素敵な本。

    並べ方とか、雰囲気とかそのお店の雰囲気とか想像しながら読めて楽しかった。

    それにしても、身近な本屋さんが閉店するってなると、本当にさみしいな。

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    2023年02月01日
  • ミュゲ書房

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    一冊の本を売るということがこんなにも大変なことだとは想像していませんでした。それと同時に才能のある人を埋もれさせず、ちゃんとデビューさせる難しさも感じました。これからはそんな苦労も感じながら色々な本を読んでいきたいと思います。

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    2023年01月29日
  • ミュゲ書房

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    本の装丁、紙質にもこだわりが感じられてすごく好き。通して穏やかだけど静かに熱くてよかった。ひさしぶりにすっきりとした読後感だった。ミュゲ書房がほんとうにどこかにあるような気がする。

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    2022年11月07日
  • ミュゲ書房

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    ネタバレ

    (読書メーターの)おすすめリレー キャンペーンで感謝の読書。ドキドキしながら一気に読み耽る。その理由として、リーダビリティ、ブレない登場人物設定、編集者・宮本と新人作家・広川蒼汰の大逆転劇を含むストーリー展開、最後までのめり込めた。一方大手出版社の後藤が利益を追求。作家の将来を潰そうとする輩が本当にいるのか?この点だけ気になる。大手出版社だからこそ作家を最大の高みまで連れていくことが本分だと思う。高校2年生・永瀬桃の天才的な発想・センス、それを超える努力家、彼女の今後の行方を応援したい。壮大なテーマを描く作家さんとして。⑤

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    2022年10月12日
  • ミュゲ書房

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    カバーに惹かれて手に取った一冊。いい出会いができた!!
    祖父母の書店を元編集者が継ぐお話し。編集者なので、本も出版する。営業にも出て、売る。
    この書店が、なんともかわいらしい素敵な本屋さん。カフェもやっている。
    そのカフェに出てくるメニューがまた、かわいい感じでなんとも美味しそう。地元北海道のメニューもたびたび出てくるのも親近感。
    そして、本屋さん物に出てくる実際の本のタイトルも知ってる物はなんだか嬉しくなるし、知らない物は読みたくなる不思議。
    桃ちゃんに選書して欲しいなぁ。
    近くにあったら、絶対通う!通い詰める!!

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    2022年07月13日
  • ミュゲ書房

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    装丁が可愛くてずっと気になってた作品♡
    やっと読んだ〜!
    そしてとても良かった♪

    ある事がきっかけで挫折し、大手出版社をやめてしまった元編集者の章。
    そんな折、亡くなった祖父がやっていた田舎の書店を、全く継ぐ気はなかったのに成り行きで引き継ぐ事になってしまった。
    これは編集者としての章と、ミュゲ書房の再起をかけた物語。

    大正ロマン風の洋館に、手入れされたお庭。もう想像するだけでうっとり。。
    こんな素敵な空間が身近にあれば、私も絶対に常連になってただろうな〜。
    だけど書店経営ってなかなか厳しい様で、どうかなくならないで〜って気持ちで読んだ。

    1冊の本を世に出すのに、こんなに多くの人が

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    2024年10月06日
  • ミュゲ書房

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    初めての作家。WEB小説サイト「カクヨム」に投稿され、書籍化された作者のデビュー作。主人公の広川蒼汰の設定とオーバーラップしていることを読後知った。
    本、地方、過疎化に書店の喪失、土地の食べ物、草花、カフェ等、定番であるが好きなもの揃っていて、ストリーも面白く、あっという間に読めた。お仕事小説でもあるが、再生の話でもある。重すぎず、かといって軽すぎ、眠れない夜に読むのにちょうどいい。
    作者の次作が楽しみ。

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    2024年09月08日
  • ミュゲ書房

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    編集者から地方の本屋さんへ転職。

    ただの本屋さんのお話ではなく、本を作るといった編集とかの部分も入ってきます。

    やはり信念がある人と仕事をしたいですよね。信頼出来るって大事。

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    2023年11月08日
  • ミュゲ書房

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    祖父母から受け継いだミュゲ書房。
    ミュゲはフランス語でスズラン。
    大正末期に建てられた洋館を改装した建物。
    空間もおしゃれで、好きな庭があり、カフェがあり、子どものが喜ぶ塔の部屋がある。
    地域の人が集う場所もあり、理想的。
    ミュゲ書房で、2冊の本を出版するまでのやり取りが、紆余曲折でおもしろく、読後感はスッキリ。

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    2023年09月16日
  • ミュゲ書房

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    このレビューを見るという事は本が好きという事。
    本が好き…読書が好き、装丁が好き、なんなら使われた紙さえ気になる、スピン(栞の紐)も洒落てると嬉しい(〃ω〃)

    一つの作品が世に出るまで、編集と作家の関係、いかにして売るか、色々知れて面白かった‼︎

    本好きさんにオススメです\(//∇//)
    装丁デザインも大正浪漫で可愛い♪

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    2023年02月04日
  • ミュゲ書房

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    こんな本屋さん、行きたい!本にこめる想いを少しでも受け止められるように、丁寧に読んでいこうと思った。

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    2023年01月15日
  • ミュゲ書房

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    ネタバレ

    祖父母が経営していた北海道の小都市の書店、ミュゲ書房を、祖父母亡き後、継ぐことになった元編集者の主人公。大都市でさえ経営の難しい小規模書店の周りに集う人々が作り出す、夢のような本屋さん。サロンとしての役割を果たす書店を経営しつつ出版も行う。読書家に送るファンタジー。

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    2022年12月08日
  • ミュゲ書房

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    ミュゲ書房に行ってみたい!
    お祖父ちゃんの並べた書棚を堪能してみたかった!どんな風に本が並んでるんだろう?と勝手に想像力が働いてしまう。
    お祖母ちゃんの選んだ家具や大切に手入れされた庭を歩いてみたい!
    表紙の絵のように落ち着いていて豊かな場所。

    章君の新しいミュゲ書房では、塔のお部屋で絵本をたくさん読んでみたいなぁ。
    庭を散策した後は、のんびりと、池田君の淹れるコーヒーとお手製のケーキ!

    これらは↑、全部、主役じゃないけどね。
    ミュゲ書房も、そこに集う脇役も個性的で、彼らの話も今度聞かせてね、って感じ。

    メインストーリーは、高い山を目指してズンズン登っていく感じで、一気に読めて爽快だ!

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    2022年08月30日