南髙まりのレビュー一覧

  • 父と娘の認知症日記 ―認知症専門医の父・長谷川和夫が教えてくれたこと

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    パーソンセンタードケア

    長谷川先生の日記と娘のまりさんの撮影した写真をもとに、親子の生活がアリアリと浮かんでくる、ホッとする書籍!

    長谷川先生が認知症になってからの苦しさが書かれていると思ったら、楽しみや明るさも伝わってきました。

    下記の一文が印象的でした。
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    「パーソンセンタードケア」とは、その人の立場に立って、その人が一番利益を得るケアということですが、そのためにはその人のことをよく理解しなければなりません。認知症の人にも一人ひとりユニークな個別性があります。
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    向き合っている相談者さんと話すときにも大切にしたい言葉です。



    勉強になった箇所
    ・父はこ

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    2022年09月08日
  • 父と娘の認知症日記 ―認知症専門医の父・長谷川和夫が教えてくれたこと

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    長谷川和夫先生、素晴らしい人生を歩んだ人だったんだなということと、
    自分の優しさで家族関係を温かいものに作り上げていって、
    そして、自他共に居心地のいい環境の中で人生を終えたのは素晴らしい。
    娘さん、やさしい。その優しさはやっぱりお父さんからということも感じた。

    〈本から〉
    生きている限り生きぬきたい。生かされるのではなく、自分の意志で生きたい

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    2021年12月20日
  • 父と娘の認知症日記 ―認知症専門医の父・長谷川和夫が教えてくれたこと

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     認知症の検査、長谷川スケールを考案された、専門家長谷川先生が、自ら認知症にかかられた。
     しかし、悲観することなく、普通に暮らし、「人のお役に立ちたい」と、講演もこなされていて、「生きている限り、いきぬきたい」という姿が素晴らしい。それを、さりげなくサポートしている娘さん、まりさんの眼差しも暖かく、家族のやりとりが微笑ましい。
     高齢化社会のお手本となる家族の生き様だ。
     読後、ほっこりとする良書である。

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    2021年10月15日
  • 父と娘の認知症日記 ―認知症専門医の父・長谷川和夫が教えてくれたこと

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    心温まるいい本だった。あの長谷川式を作られた長谷川先生だったとは!お元気だった頃はそれこそ研究に、社会的な改善に一生懸命取り組まれていたでしょうし、ご自身が認知症になってからも、最後まで社会貢献を考えている志にとても勇気をもらいます。

    認知症でなくても、不安はあると思います。そんな気持ちを持ちながら、折り合いをつけて生きていく指針みたいなものを感じました。

    また半生をぎゅっとコンパクトに、長谷川先生の生きる知恵や喜びを読者に分けてくださりありがとうございました。

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    2025年05月26日
  • 父と娘の認知症日記 ―認知症専門医の父・長谷川和夫が教えてくれたこと

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    認知症患者、家族双方の視点から語られる主観的な認知症経験。ケアする側、される側がどのような感情で過ごすのか時系列で記載。分析というより体験の共有、口語体なのでよみやすい。

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    2024年08月15日
  • 父と娘の認知症日記 ―認知症専門医の父・長谷川和夫が教えてくれたこと

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    ネタバレ

    うーん
    認知症の様々について語られるかと期待したんだけど、どちらかというと、長谷川和夫さんについて語られていて、あまり話は広がらない。
    素敵な人で認知症になってからも前向きでいい人生を送っている、そんなところかなあ。
    特に認知症で困った話もなくて、だから対処法もなくて・・・
    まあ、認知症の専門医として先駆的なお医者さんなので、その伝記っぽい感じ。

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    2022年09月15日
  • 父と娘の認知症日記 ―認知症専門医の父・長谷川和夫が教えてくれたこと

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    認知症の権威の長谷川先生の半生を娘さんが記録したもの。軽く読み流しもできるが介護を経験している人には深さがわかると思う。

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    2021年07月11日
  • 父と娘の認知症日記 ―認知症専門医の父・長谷川和夫が教えてくれたこと

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    「僕はやっと認知症がわかった」を読んだあとに、読みました。
    娘さん視点で描かれた父親の姿です。
    あの頃の父は、という風な日記のような。
    葛藤とか、医者も人間だし、仕事の顔、家庭の顔が見えて、ほっこりしました!

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    2021年06月14日