宇戸清治のレビュー一覧

  • 鏡の中を数える

    Posted by ブクログ

    最初の二篇が秀逸。小説を構造で遊ぶ。タイのポストモダン、というのも珍しい感触。渇いているようで、内省的な印象。

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    2011年07月24日
  • 鏡の中を数える

    Posted by ブクログ

    タイの作家の短編集。
    「存在のあり得た可能性」を読みましたが、珠玉の一編です。言語や文化の相違を超えて、強烈に思いを伝えられる文学というものの存在意義を、改めて感じました。これから社会に出て大人になっていく同年代の人たちに、ぜひ読んでもらいたいです。15分くらいで読めるので。ライオンのくだりとか、もう部屋に大きくコピーした文章を貼っておきたいくらいだ。戒めとして。
    あと訳者がすごい。めちゃくちゃ読みやすいです。タイ文学なんて~と敬遠しないでください、絶対おもしろいから!と自信を持っておすすめできます。

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    2010年01月27日