茂野明彦のレビュー一覧
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ネタバレ【インサイドセールスの3つの主要役割】
インサイドセールスには「SDR(反響型)」「BDR(アウトバウンド型)」「オンラインセールス(非訪問型営業)」の3つがある。SDRはマーケティング起点のリードから商談を創出し、BDRはターゲット企業へ能動的に手紙や架電でアプローチし、オンラインセールスは訪問せずオンラインで商談〜契約まで担う。SDRが「面」で扱うのに対しBDRは「点」で個別攻略を行う。
【インサイドセールスが必要とされる理由】
営業がリードを捌ききれず、温度感の高いものしか追えないため多くのリードが放置される課題が背景にある。さらにサブスク普及により問い合わせ元が増え、商談設定を担う専 -
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ネタバレインサイドセールス 訪問に頼らず、売上を伸ばす営業組織の強化ガイド
■インサイドセールスの3分類
●分業タイプ
・商談機会の獲得までを行い、その後は営業に交代する
・高単価で継続モデルな製品が多い。法人向け、対象企業は限定的
●混合タイプ
・企業規模や地域によって商談する手法を変える
・高単価で売り切りモデルor継続モデル。法人向け、大手企業から中小企業まで幅広い
●独立タイプ
・商談機会の獲得から成約までを同じ組織で行う
■サブスクリプションモデルの台頭によるビジネスモデルの変化
●サブスクの対応により、インサイドセールスがより求められるようになった
・理由の1つは営業の負担が増加す -
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現段階、インサイドセールスに関して最も纏まっており、解像度の高い形で表現されている本。
一例をあげると、有効リードで、学生、既存顧客、ターゲット以外の顧客などあるべきリードを定義出来ているのは、実務で鍛え上げた知見が反映されている為であろう。
1行1行に無駄が無く、全てが学びとなるのはThe Model と同様。The Model の黒本と並び白本と称される面目躍如。
インサイドセールスの実務を初級編として使い、The Model を他部門を横断した形の本として使うのが良い。
書籍のタイトルはインサイドセールスであるが、営業の前行程を行うのがインサイドセールスという事を考えるとフィール -
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社内で営業を行うのがインサイドセールスとのことだったので、「お忙しいところ恐れ入ります」と言って電話をかけてくる電話営業の呼び方を変えたのかと思いましたが違うようです。問い合わせから商談の機会を創出するSDR、ターゲット企業を選定し、主に手紙やアウトバウンドコールによって商談機会を創出するBDR。そして客先に訪問せずオンラインで商談を進め、最終的な契約締結までを行うOnline Salesの三つ役割があるようです。本書ではインサイドセールとは何か、から導入されるようになった経緯を説明し、立ち上げや採用を指南。そして成果を出すインサイドセールスの運用からマネジメントまで、これからインサイドセール
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商談化すべきリードの見分け方について具体化されていたため、とても参考になった。
まずは、
・①温度感が低いが、ターゲット企業の商談化
・②温度感が高いが、非ターゲット企業を商談がしない
普段自身もインサイドセールスを行っていることにより、上記の対策や区別の仕方についてちょうど課題に感じていた。
②は時間が勿体ない。リードが尽きてしまったときに発生するケース。決裁権者が時間があるという理由で商談化とするが、実際先に進まない。
IS側でアプローチする前に判別を行う。
①は商談化になれば、営業力にかかっている。
よって、今からでもIS側でのヒアリング内容やクロージングを見直してみる。