エイドリアン・セビルのレビュー一覧

  • 西洋アンティーク・ボードゲーム 19世紀に愛された遊びの世界

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    19世紀に製作された主にヨーロッパのボードゲーム(のうちの双六系のもの)を集めた画集。いくつかにジャンル分けした上で簡単な解説を付しただけで、ボードゲームの歴史や文化といった面に興味がある人にはちょっと物足りないかもしれないが、収録数も多く図版も美麗で、純粋に観て楽しむ分にはこれ以上ない内容。眼福。

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    2021年02月09日
  • 西洋アンティーク・ボードゲーム 19世紀に愛された遊びの世界

    Posted by ブクログ

    西洋アンティークボードゲーム

    17世紀イタリアで生まれ、その後ヨーロッパで広く親しまれたボードゲーム「がちょうのゲーム」のコレクションをカラー図版で多数紹介。


    所謂すごろくである。元は全体ががちょうの形に見えるようにマスが並べられていて、がちょうの絵が描いてあるマスに止まると2倍進めるというルール。がちょうの他に「牢屋」や「死」などのマスもあり、それぞれ中世キリスト教の象徴性を帯びているというのが面白い。
    このゲームは大人がギャンブルをするために生まれたが、時代が下るに従って子どもの遊びになっていった。この辺は日本のすごろく事情とも重なっている(流行りすぎて禁令がでたのも一緒)。
    印刷技

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    2021年07月02日
  • 西洋アンティーク・ボードゲーム 19世紀に愛された遊びの世界

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ゲームの図版を見るだけでも楽しいし、内容を知ればもっと面白い。
    …んだけど、まさか原型がほぼ一種類だけだとは。タイトルから、色々な種類のゲームが掲載されていると思い込んでいたので、ちょっと残念だ。

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    2021年05月08日
  • 西洋アンティーク・ボードゲーム 19世紀に愛された遊びの世界

    Posted by ブクログ

     たまたま手にとってみた本。
     アンティーク・ボードゲームとは言うけれど、平たく言ってしまえば「すごろく」に近いものばかり。
     ほとんどのゲームは「ガチョウのゲーム」を原型にしたものであり、賭け事が絡んでいる。すごろくと違うところは2回振るとか一回休みのマスが慣習的に決まっているか否かの点くらいか?道徳的要素や教育的要素が高いものはその国々の独自性があっておもしろかった。あと後半にちらほら出てくる出世系のゲームは人生ゲームを彷彿させる。
     結局、モノが変わり時代が変わっても、原型は同じところへたどり着くってことなんだろうなあ。
     

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    2021年04月04日