エイドリアン・セビルのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
西洋アンティークボードゲーム
17世紀イタリアで生まれ、その後ヨーロッパで広く親しまれたボードゲーム「がちょうのゲーム」のコレクションをカラー図版で多数紹介。
所謂すごろくである。元は全体ががちょうの形に見えるようにマスが並べられていて、がちょうの絵が描いてあるマスに止まると2倍進めるというルール。がちょうの他に「牢屋」や「死」などのマスもあり、それぞれ中世キリスト教の象徴性を帯びているというのが面白い。
このゲームは大人がギャンブルをするために生まれたが、時代が下るに従って子どもの遊びになっていった。この辺は日本のすごろく事情とも重なっている(流行りすぎて禁令がでたのも一緒)。
印刷技