沢村香苗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私は日本の中途半端な個人主義の中での結婚率低下って本当に老後の事を考えたらヤバイと思ってる。
フランスは筋金入りの個人主義だから、血の繋がりがある家族でなくても他人同士が助け合う文化がめちゃくちゃ出来てるけど、日本は中途半端に個人主義しかないから老後のこと考えたら、結婚するしかないってなるんだよ。フランスはそうではないのは、他人同士の挨拶とかコミュニケーションとか助け合いが異常に豊かだから、独身でも幸せになれるけど、日本の独身は老後幸せになれない。
日本も本当に独身が幸せになる事を目指してるなら、他人同士が助け合う文化、コミュニティ、とか色々本気でやらないとダメだと思う。今のままの日本社会での独身は絶対に幸せになれない。
沢村香苗
日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト。精神保健福祉士、博士(保健学)。 東京大学文学部行動文化学科心理学専攻卒業。東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻博士課程単位取得済み退学。国立精神・神経センター武蔵病院リサーチレジデントや 医療経済研究機構研究部研究員を経て、二〇一四年に株式会社日本総合研究所に入社。二〇一七年よりおひとりさまの高齢者や身元保証サービスについて調査を行っている。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
私は日本の中途半端な個人主義の中での結婚率低下って本当に老後の事を考えたらヤバイと思ってる。
フランスは筋金入りの個人主義だから、血の繋がりがある家族でなくても他人同士が助け合う文化がめちゃくちゃ出来てるけど、日本は中途半端に個人主義しかないから老後のこと考えたら、結婚するしかないってなるんだよ。フランスはそうではないのは、他人同士の挨拶とかコミュニケーションとか助け合いが異常に豊かだから、独身でも幸せになれるけど、日本の独身は老後幸せになれない。
日本も本当に独身が幸せになる事を目指してるなら、他人同士が助け合う文化、コミュニティ、とか色々本気でやらないとダメだと思う。今のままの日本社会での独身は絶対に幸せになれない。
「財産を「身元保証等高齢者サポート事業」に寄付する以外にも、「自分の財産を友人やお世話になった人に残したい」「保護猫・保護犬のボランティア団体に寄付したい」「養護施設の子どもたちに残したい」「わずかとはいえ国に引き渡すことは避けたい」と思う方もいるでしょう。 財産を残して亡くなった人に配偶者や血族などの「法定相続人」がおらず、遺言書もないと、多くの場合、そのお金は国が引き取ることになります。」
—『老後ひとり難民 (幻冬舎新書)』沢村香苗著
「ある 80代半ばの男性は、妻と 2人で高齢者向けのサービスつき高級マンションに住んでいました。もともと充実した現役時代を過ごされていた方で、経済的にも恵まれた暮らしぶりで、健康面でも問題はありません。 しかし、この男性は、私に「もう死にたい」と漏らしたのです。「俺はもういいよ。仲間もみんな亡くなってしまった。好きだった山にも、ひとりでは登る気にもなれない。もう自分にはやることがない」──それは悲愴な言い方ではなく、本当に何をすればいいのかわからないというふうでした。 この男性の例は、「悠々自適」が必ずしも幸福な老後を意味しないことを示唆しています。 たとえ健康で経済的に恵まれていても、社会との関わりを失ったり、自分が心からやりたいと思えることがなかったりすれば、充実感を得るのは難しいものなのかもしれません。」
—『老後ひとり難民 (幻冬舎新書)』沢村香苗著
「現在の「老後ひとり難民」の問題は、私たち自身が選んできた社会のありようからの必然的な帰結だともいえます。 バブル崩壊後の「失われた 30年」のなか、家族や地域のつながりは縮小し、「人と深く関わりたくない」という意識が強まっていきました。 同時に「個」が大切にされる世の中になり、そのおかげで「古い時代より生きやすい」と感じている人も多いのではないかと思います。 それが、高齢になっていざ「老後ひとり難民」となり、さまざまな困難に直面したときになって「誰かが助けてくれないだろうか」といい出しても、それは少し無理がある気がするのです。 昔の「面倒な人間関係」は煩わしく感じられる面もあったかもしれませんが、お互いに助け合うセーフティネットの役割も担っていたのです。」
—『老後ひとり難民 (幻冬舎新書)』沢村香苗著
「そのセーフティネットがなくなってしまったなか、お金だけで問題を解決しようとしても、話はそう簡単ではありません。 老後資金が不足している人もいますし、世の中全体が人手不足でもありますし、何より高齢期の問題は、お金さえ払えばなんとかなるような問題ばかりでもありません。 少々、説教臭い言い方になってしまいますが、やはり人はひとりでは生きられないのです。今の状況で私たちがすべきことは、「どのようにして社会との関わりを取り戻すか」を考えることではないかと思います。 難しい話だと感じてしまう方もいると思いますが、あまり重苦しく考えず、まずは地域のラジオ体操に参加するといったような、気軽にできることからスタートしてもいいと思うのです。 週に数回、 1回あたり 15分か 20分くらいでも軽く身体を動かし、あいさつできる顔見知りを作ることから始めてみてはいかがでしょうか。」
—『老後ひとり難民 (幻冬舎新書)』沢村香苗著
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Posted by ブクログ
お金をもっていないと1人ではムリという絶望感。そして今まで考えていなかった入院した時の手続きや日常生活の困難、買い物や掃除などケアマネでは手が出せない雑多な事を自分で動いて手続きし何を任せて、何にお金を使うかを考えないといけない、誰の世話もしたくないと思っていた自分が、誰かに世話をしてもらわなくてはいけなくなったということにならないように福祉や民間企業をどこにするかなど一覧にまとめないといけないと考えていた追い打ちが現時点で安心という事はないの一文。生活困難になったら死をえらべる安楽死法なるものができたらいいのに。
医師が手を下すのではなく自分で薬を飲んで死んだら罪悪感もないと思う。成人になった時に渡したら死について考える若者も増えるのでは。
と現実逃避せずに老後を見つめ直さないといけない。。 -
Posted by ブクログ
世間では、一部におひとりさまを志向する意見もあるが、本当にひとり・孤独で老後を迎えて大丈夫だろうか。独居高齢者の増加に伴い、在宅孤独死による事例は、時に親族が見つからず行旅死亡人・無縁仏として自治体によって死後処理が行われる。家族、親族等の身元保証人がいないと賃貸住宅どころか、入院や施設入居も断られる。元気なうちにエンディングノートを作成して親族や成人後見人等に、死後の財産や埋葬のあり方などを記載して共有しておく必要性を痛感する。自分が死んだときの終(しま)い方・終活をしていく上で、誰もがわかりやすい表現で読者を引きつける。定年したとき、60歳、70歳を迎えたときなど、人生の節目に自身の「終(しま)い方」を見つめなおし、身辺整理をしていくことの重要性を痛感した。
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Posted by ブクログ
2024/09/26予約 92
2025/03/11予約 87
「身元保証等高齢者サポート事業者」は重要なのに監督する官庁がないらしい。
そして夫婦でもどちらかが先立てばおひとり様になる。誰もが読んでおいたほうがよさそう。
そして介護保険は家族ありきの制度でおひとり様向けではない、という事実!金銭面、契約面、死亡届などは介護保険の仕事ではなく家族の担うこと、当たり前の事実に愕然とする。自分に当てはめて見ると薄氷の上でいつ割れてもおかしくない、綱渡り状態で極めて危険だと改めて感じる。
ただ老後一人難民といっても限りなくパターンがあり身近な人を看取ったときはどれにも当てはまらなかった。さらに年単位で病院も制度も変わるため前回の教訓を生かし、ということも難しい。自分も歳を取るし。悩みは尽きないが少なくともこういう本が出るたびに読み、知識をアップデートしなければいけないとは思った。
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Posted by ブクログ
最終章にあったように、終活の問題は民間ベースではなく、自治体や国が責任を持って取り組んでもらえると安心です。
例えば役所に終活課のような部署があり、エンディングノートや終活に必要な情報を予め登録出来、いざというときに動いてくれる人や組織が自治体そのものまたは自治体のちゃんとした監督の下にある民間事業者で、安心出来るような仕組みになっていれば、所得に応じて相応の費用がかかってもいいと思う。
医療保険や介護保険のように終活保険のような社会保険制度、例えば介護保険のケアマネジャーのように終活マネジャーのような資格が国の制度としてあってもいいような時代になって来ていると感じます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ介護保険は、面倒を見られる家族がいること、を前提に作られている。お金の管理、公共料金の支払い、ペットの世話、庭木の手入れなどは対象外。
日常生活は、ちょっとしたことの積み重ね。食料品の買い出し、ゴミ出し、掃除、洗濯など。買い物、電球取り替え、ちょっとしたことのお手伝い。
単身者と夫婦のみ世帯は7割=老後ひとり難民の予備軍。
介護保険をつくったときには見通せなかった事態。
1200万円の預金をもっていても、意思疎通できず、市の判断で生活保護を適用して医療費を払った例もある。
健康食品の定期購入を解約できない。
市町村長や本人による生年後見の申し立てが増えている。
日常生活自立支援事業は契約の内容を理解できることが前提となっている。
むしろ生活保護になってケースワーカーが就いた方が対処可能。
病院では高齢期にも身元保証人が求められる。介護施設への入居も本人以外の署名が必要。
賃貸住宅の入居時の死後事務委任契約のモデル契約条項ができた。
居住支援法人が入居後の見守りを支援する居住サポート住宅認定制度ができた。
有償の身元保証等高齢者サポート事業。監督官庁がない、大手事業者の倒産など問題がある。
ピンピンコロリは思考停止。そんなにうまくいかない。コロリは期待できない。
事前指示書、エンディングノートを書いておく。それを所持品としておかないと、救急隊員も持ち出せない。
死後の手続き
病院、介護施設の費用の精算、遺体の引き取り、家の片付け、公共料金の停止、火葬と埋葬、死亡届、火葬許可書など。死亡届は誰でも出せるわけではない。持ち家だと届け出義務者が不在になる。
自治体が火葬を行う根拠は、行旅病人および行旅死亡人取扱法(行き倒れとして扱われる)があるから。
休眠預金は毎年1200億円ほど発生している。その赤に老後ひとり難民のものもあるはず。
相続人がいなくて国庫に納められた金額は年間800億円。
死因贈与契約は公序良俗に反して無効。
遺贈で、繰り返し高齢者から相続を受ける人も存在する。必ずしもけしからん、とはいえない。高齢化が進む中で、遺贈は大きなマーケット。遺贈をコーディネイトするサービスもある。
身元保証等高齢者サポート事業で日本ライフ協会が経営破綻したことがきっかけで、国のガイドラインができた。
身元保証サービス、日常生活支援サービス、死後事務サービスの3つにわかれる。
サービス内容が硬派に、小規模事業者が多い、事業者間の比較が難しい、契約内容が不透明、など。
契約時には元気でも、将来のことまで考えて料金設定をする必要がある。サービスの善し悪しを契約時に見極めることは簡単ではない。
ガイドラインはあっても、罰則はない。監督官庁がない。
死後事務委任契約を結んでおく。
終活のポイント
日常生活(運転、掃除、買い物、食事など)
入院時(保証人、説明の同席、付き添い)
入院、家賃などお金の支払い、
介護保険選び、契約
延命治療に対する考えを伝えること、
葬儀、お墓、手続き
ペット、家財の処分、
財産配分など。
エンディングノートに書くが、いざというときみ見つけてもらえるようにする。
厚労省の「人生会議してみませんか」サイト。
「もしバナナゲーム」を行う。
悠々自適が必ずしも幸福な老後を意味しない。
近くにいる顔見知りを増やす。
横須賀市が全国に先駆けて先進的な終活支援を開始した。「エンディングプランサポート事業」