井ノ宮みやのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
映画を観ている様だった。
大学2年のサキは、祖母の経営する喫茶店兼BARを切り盛りしている。ある日、その店に客として来店した夜舟と知り合う。
なんとなく拙い感じの画風とお話がとても良くマッチしていて、サキの儚げ美人が際立っている。
夜舟は、複雑な家庭環境のせいで希薄な人間関係しか築けないと思い込んでいる。
ゆっくりと関係を築く2人がとても良かった。 -
購入済み
初読みです
今回はたまたま見付けて、安くなってるしちょっと読んでみたいな・・・くらいだったのに、アタリだったかな‼‼
でも、絵があまり好きじゃないかな。ちょっと薄い!色も描写もすべてが薄いかなー でもストーリー的には文句ない。
エロは最後にあるかな エロはあまりない。ので、そっち目的では買わない方がいいかな -
購入済み
夢
将来の目標が出来て、それに向かって行く姿に感銘しました。
絵も綺麗で、ストーリー性も有り、読んでいて面白かったです。
この後どうなっていくのかが見たいです。
続編宜しくお願い致します。 -
Posted by ブクログ
【夜の街で、薄暗いライトに照らされたあの子だけが眩しく見えた(夜舟)】
エロス度★★★
おやおや、夜の街で見つけた輝ける星と恋に落ちるとはロマンチックで素敵ですね。
夜舟と沙樹が紡ぐ両片想いの恋模様が初々しさやもどかしさを感じられるのがたまらなく、大事な人を作る気が無かった夜舟にとって沙樹が誰にも渡したくないくらい愛おしい存在になったり、沙樹も夜舟と過ごす特別な時間の中で少しずつ想いが募り育まれていくのが尊かったです。
最初は高嶺の花感のあった沙樹ですが純情だったり、ツンデレだったりと夜舟の前でかわいい姿を見せるのもたまらなく、沙樹が夜舟の心を救う光となる感動が素晴らしい。
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Posted by ブクログ
【この境界線を一歩踏み越えるのがずっとずっと怖かった。…ああ、それでもやっぱり、そばに居たい…(馨)】
エロス度★★★★
皓一と馨が紡ぐ恋物語、開幕♡
天才ピアニストと大学生、住む世界が違った2人が偶然のきっかけで【友達】となり、お互いを変えるほどの恋に落ちる繊細な描写がとても刺さりました(๑•̀ㅂ•́)و✧
他人に興味がなかった皓一にとって馨だけが特別だったり、ゲイの性指向を偽って生きてきた馨が勇気をだして一歩踏み出すのが尊く、2人が愛し合う場面は短いながらもえっちさがハンパない⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
同録作品もピュアさMAXでニマニマ止まらず♡ -
Posted by ブクログ
【忘れた日はなかったし、ずっと好きだったよ。今も(遼)】
エロス度★★
遼と湊による高校時代に付き合っていたけれど別れた2人が紡ぐ再会ラブ、開幕♡
ホテルを舞台にしたお仕事BLで、濡場はあっさりだけど短いシーンにお互いを愛している気持ちが濃縮されているのが尊かったり、お仕事面でもお客様の笑顔のために頑張る湊の姿が眩しかったり、恋愛面では8年経っても忘れられない一途な想いに胸が震えた(ू•ω•ू❁)ଓ♡⃛
高校時代の回想が愛しくて切なく、湊とずっと一緒にいる為に選んだ道やライラックの花に込められた遼の想いには泣かされた……。゚(゚´Д`゚)゚。
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Posted by ブクログ
【好きだよ、榎並。出会った時からお前のことが好きだ(晃)】
エロス度★★★★★
怪我で引退した野球部の元エース・晃と世話焼き男子な祐が紡ぐ恋物語♡
青く清い男子高校生同士の胸がむず痒くなり、サイダーの泡のように切なく弾ける青春な恋の味が非常によかった。゚(゚´Д`゚)゚。
思春期真っ盛りで複雑な男子の心情描写も素晴らしく、2人の身長差や友達以上恋人未満なもどかしい関係、祐のお節介に救われていく晃、そして祐にとっても晃の存在が……(;ω;)
好きな相手に臆病になってしまったり、自分の気持ちに気付かなくて順番を間違えたりと未熟な2人が育んでいく想いの軌跡、将来を誓う約束と情緒の揺れが芸術 -
購入済み
よかった~
美しい物語。繊細で臆病な2人を応援せずにいられません。幸せなため息が出るような爽やかな読後感です。心にフタをしたピアニストと自分の心にフィルターをかけた花屋でアルバイトをする大学生。アフターストーリーも、ショートストーリーもどちらも最高。何度も読み返したくなると思います。好きな作家さんが増えました。映像化されたものが観たくなります。
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Posted by ブクログ
空気感、印象に残る心に寄り添う背景の美しさ…めちゃめちゃエモかった。違う意味で家族との縁が薄い二人が出会い、かけがえのないパートナーを得る…
人との関係性が希薄な夜舟が、広い世界からたった一人のひかりをみつけ、夜明けを迎えたシーンはとても印象深く美しかった。そして『世界中を訪れて広い世界を自分の目で見てみたい』と思っていた沙樹の世界が夜舟によって連れ出され、広がっていき、最終話を迎えたときの、彼らの世界の広がりと夜明けを経て眩いひかりがあふれる朝の背景が美しく、こちらの心まで晴れやかに広がるようだった。夜明けの眩いひかりのほうへ共に歩んでいく二人が尊いお話でした。