アスビョルンセンのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
いや~、久々に読み返してみてもやっぱり「好きなものは好き♪」っていう感じ・・・・(笑) でも、つい先日読んだ「あおいろ」&「あかいろ」とは訳者が違うために、同じ素材の物語でも少~しずつテイストが異なるような感じがします。 もっともこれは恐らく日本語に訳する時の違いというだけではなく、翻訳するために使ったテキストそのものの違い・・・・な~んていうこともあるのかもしれません。 何といってもラングの方は英語テキストからの翻訳になっているはずだけど、こちらはノルウェイ語からの翻訳ですしね~。
言葉ってやっぱりどこかにその国の持っている風土とか文化を内包していると思うんですよね。 例えば我が日本国古文のなかの「いとをかし」をノルウェーから日本に勉強に来たノルウェー人の学生さんがノルウェー語に訳すのと、英語版に翻訳された「いとをかし」を英語からノルウェー語に訳すのとでは、大きな意味では大差がないかもしれないけれど、何となくニュアンスの伝わり方が違う・・・・・みたいなことってあるような気がするんですよね。 異文化のフィルタをくぐるたびに少しずつ何かが変わってしまう・・・・とでも言いましょうか。
(続きはブログに) -
Posted by ブクログ
ネタバレ34の昔話がある中で1番気に入ったのは「家の事をすることにしたごていしゅ」。このごていしゅは気むずかしくて怒りっぽく、自分のおかみさんがうちの中のことをちっともうまくできないと思っていた。ある日、怒りちらし、散々怒鳴り続けたら、おかみさんに翌日は仕事を取り替えっこしようと言われる。ごていしゅは喜んで取り替えるけれど、バター作りも牛の世話も昼食作りもうまくできず、煙突から落ちてお粥の鍋に頭を突っ込んでしまう。ちなみに、おかみさんはごていしゅの仕事を問題なくこなしていた。
この昔話は19世紀中ごろから後半にノルウェー各地から集めて作られた民話集の中にあった話だそうだけど、その時代に、家事はマルチタスクで大変なのに、それを理解せずに威張りちらしている男性を揶揄する話が語られていたというのが興味深い。さすがジェンダー・ギャップ指数3位の国。 -
Posted by ブクログ
ノルウェーの民族童話いろいろ。有名な、「パンケーキ」やら「三匹の山羊とがらがらどん」など。
北欧、ノルウェーの童話には、「灰つつき」と「トロル」がよくでてくる。
灰つつきは大体男兄弟の末っ子でいつもは馬鹿にされているけれど、いざという時に驚くようなことをする子。太郎冠者的。ちがうか
トロルは有名な、山や谷に住んでいる怪物。巨人だったり魔物だったり色々。
このふたつが、ああ北欧だなあという感じですき。
特にトロルは北欧の深い山や暗い谷間にマッチしすぎていて、トロルみたいな怪物が産み出されたのにも納得。
「ふたりの娘」みたいな話も全世界共通であるなあ。プンクマインチャとか懐かしい。
正直で優しい人が得をするという寓話です。