かなり本格的なレシピ本。またレシピ本でありながら、大麦の植物としての特徴や健康効果などの文章にもかなりの紙幅を割いているが特徴。
和食、中華、フレンチなど幅広いジャンルから大麦を活用したメニューが紹介されているわけだが、一般的な使い方ではなく、一流シェフならこう使う、というようなアイデア集といった視点になる。
個人的にとても嬉しかったのはフィンランドとスウェーデンからレシピが紹介されていたことだ。
パンが含まれるので料理としてのレシピ数は多くないが、面白い、と唸ってしまう情報だった。
大麦の可能性が広がる。