高江洲敦のレビュー一覧

  • 事件現場清掃人

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    ネタバレ

    こういう本は大体先に出たものとほぼ同じ内容なので期待してなかったけど、この本はこの人自身の変化も書かれてたりして読む価値あった。
    孤独死保険の話とか、散骨のこと、子どものことも含めて個人的に思うところがあることを実践的にしていてすごいと思った。
    前の本で、死んだ後妹に会ったら〜という記述があったけど、今この人がやっていることは妹さんに胸を張って話せることなんだろうと思う。

    前の本と同じで写真が結構載っているので電車とか公共の場で読むのに少し遠慮が出るけど内容はすごく良かったです。クラウドファンドとかに私も参加したい。

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    2023年12月10日
  • 事件現場清掃人

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    他人事ではないと思った。もう少し自分が歳を取って周りの友人や知人、親戚が自分より先に死んでしまったら誰が生死を確認してくれるのだろうか、そう思ったら何か対策出来る事があるのか、と考えた。そういうシステムが、これからの高齢化社会に出来てくるのだろうか?とても考えさせられる書籍だった。

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    2025年04月03日
  • 事件現場清掃人

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    まだまだ世界は知らない事ばかりだなと思った。
    特殊清掃なんて、誰もやりたがらない仕事だが、高江洲さんたちがいるから、世の中成り立っているんだよなぁと改めて思い知らされたり。。。

    そして、私の中では自殺=ダメなこと(自死以外の人とは、死後、違う世界に行くから)と思い込んでいたが、高江洲さんの考えでは、自殺は決してダメなことではないと意見していて、少し納得したというか。。。

    特殊清掃をしているからこそ、色んな人生に向き合ってきたから、考え方が普通の人とは違う視点で意見しているから、すごく参考になる。

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    2024年10月18日
  • 事件現場清掃人

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    途中、とてもリアルな表現があり恐ろしくなった。でも、これが現実に今日もどこかで起こっていることだと考えるとなんとも言えない恐怖を感じて怖かった。

    白黒ではあるが実際の現場の写真もいくつか載っていて読むのが怖い気持ちも分かるが、是非たくさんの人に読んでほしい。私は読んでよかったと思った。

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    2022年09月03日
  • 事件現場清掃人

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    死を知る、思うことは生きることだと、強く感じる本だ。
    ただ感受性が強い人が読むと気持ちが重くなる。
    現場の写真も多く、人が生きていた形がこのようなものに変わるのかという現実に飲まれて苦しくなる。

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    2021年12月06日
  • 事件現場清掃人

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    表紙に惹かれて(アイアムアヒーローの人)読んでみた。
    現場写真や部屋の見取り図などあって分かりやすい。
    後半急に著者の今後やりたい事業の話になって、宣伝っぷりに驚いた。あれがなければもっとよかったのに…。

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    2021年10月20日
  • 事件現場清掃人

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    仕事柄、関わる内容だけに、読める。普通の人には読めないかも。特に今回は写真がたっぷりあり、臨場感凄い。カラーでないにせよ、死体そのものでないにせよ、霊気が漂う。高江洲さん、年に数回原因不明の病にかかると言う。人間は当然生物そのものだから、中途半端な理や知を取り除けばただの汚物。死んだあとは生き物のヒエラルヒーに従い、次々とウジ虫に食われて骨だけになり体液は・・・。その現実を直視する想い。これを見ても「あなたは自殺しますか」だ。

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    2021年07月02日
  • 事件現場清掃人

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    これは…何と言うか、タイトルそのままなのだけど、「事件現場清掃人」という恐ろしくも気になる仕事についての話と、サブタイトルの「死と生を看取る者」という、ある意味司祭やお坊さん的立場の人が記したような内容とが織り交じった、墓場と産院と教会とがひとつになったような存在感の本だ。

    間違いなく、人は誰もが死ぬ。そして死人は口がない。しかし生者は、何とかして残された物からその死者の声を聞き取ろうとしてしまう。それが、特殊清掃という仕事内容に人々が興味を持ってしまう根本的なきっかけなのではないだろうか。あとは、普段自分が関わることのない世界への単純な好奇心。(私もそうかも。)で、恐らく、この本を手にする

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    2021年02月06日
  • 事件現場清掃人

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    記憶の清掃という言葉が気になった。
    特殊清掃業というのは、人の死という不幸の上に成り立つビジネスと著者はいう。
    確かにそうだが、誰かがやらなければならない仕事であることは間違いない。

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    2025年10月23日
  • 事件現場清掃人

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    最初のうちは、孤独死の状況を淡々と伝えていて、それが読者の期待に沿った内容だと思うのだが、最後の方になると、著者の将来事業計画の話になり、あれれ、という感じがした。

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    2023年05月29日
  • 事件現場清掃人

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    前の本の続篇のようなものでした。
    しかし、今回は白黒とは言え 写真も掲載されていたのでリアルさが伝わってきました。

    色々な生き方があるように
    亡くなり方もさまざまですが
    コロナ禍でこの本を出したという事は
    命というものについて いつも重く感じている
    著者の思いが伝わってくるようでした。

    一人で亡くなるのは寂しい事じゃない。
    ただ 亡くなった後に 思いを寄せてくれる人がいれば
    全然寂しくないという感じでした。

    自分もいつかは 孤独死になると思いますが
    いつ 倒れても見苦しくないように 家の中は
    ゴミ屋敷だけには しないようにと 思いました。

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    2022年03月04日
  • 事件現場清掃人

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    特殊清掃や遺品整理をする著者の体験と、これからやっていきたい事業が書かれています。

    事故死・孤独死・病死・自殺で人知れず部屋で人生を終えてしまった人たち。
    この本には、その部屋の写真も載っていますが、なぜか気持ち悪いと思えず、読んでいる私自身もいつかこのように人生を終えるかもしれない、と、自然に受け止めることができました。

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    2021年10月26日