千加野あいのレビュー一覧

  • どうしようもなくさみしい夜に

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    ちゃんとした職ってなんだ?
    風俗はちゃんとした職?

    生活のために、子どもを育てるために風俗嬢として生計を立てるのは恥ずかしいこと?

    学校や教育委員会から「子どものことをおもったら」「かわいそう」「ちゃんとした職に就くべき」とか言われたどうだろう
    正直、ほっといてくれ!とも思う

    けど、もし自分の家族が風俗嬢として働いていたら…、それはない!嫌だ!無理だ!

    風俗はもちろん仕事としては成り立つし必要としている人もいるだろう
    風俗嬢として働いている人も、「こんなあたしでも必要としてくれる人がいる」「楽しい」「胸を張れる仕事」として誇りを持って働いている人もいる

    結局はどんな仕事でも、どんなこ

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    2023年09月06日
  • どうしようもなくさみしい夜に

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    母親が風俗嬢だったり、大学時代に風俗始めて辞めれなかったり、誰かに必要とされたいのベクトルが風俗に向いてしまった女の子など色んな立場の短編集。
    サクサク読めた。最近の風俗嬢はホス狂いが多いイメージだったので、この主人公たちは彼女たちとは違うタイプ

    ひかりて話の主人公がひどかった。圧倒的に教養も知識もどうやってそれを身につけるか手段もわからないまま風俗に従事して、本人が素直なのが余計救いようのない感じがした。
    他人が意見するのもおかしいけど、やっぱり目の前にこの主人公が現れたら、子供が可哀想て思ってしまうだろうな

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    2023年08月17日
  • どうしようもなくさみしい夜に

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    R18文学賞友近賞受賞作。
    作家さんの知り合いに勧められて、読んでみた作品。
    風俗に関わる人々を描いた連作短編集。
    普段、この手の作品を読まないので、最初は探り探り。
    1作目の主人公が2作目以降、風俗で働く女性たちに寄り添う姿に段々心が解れていく感じがした。
    風俗で働く女性の気持ちも、その風俗で何かの欲求を満たしている人たちの気持ちも、どこか現実的で、実際に人生で接点のない自分には読んでいて、心がギューッと苦しくなることも。
    鶴の折り紙の件が救いになっていたのには、最後まで読んでて良かったと、希望をもらった気がする。

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    2023年07月21日
  • どうしようもなくさみしい夜に

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    注目している『女による女のためのR18文学賞』。
    本作は友近賞を受賞しての著者デビュー作品。

    「今はまだ言えない」
    「雪解け」
    「落ちないボール」
    「ひかり」
    「折り鶴を開くとき」
    風俗業界に携わる人々を描いた五話収録の連作短編集。

    読みながら考えさせられた。

    『職業に貴賎なし』
    どんな仕事にも価値があり、尊いものだと頭では理解出来ても、自分が彼女達に対して偏見を持たないかと問われた時、すぐにYESとは答えられない。

    風俗の仕事で生計を立てる母親を持つ子どもの複雑な心情がリアル。

    理解と納得の間には大きな距離がある事を痛感する。

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    2023年06月19日
  • どうしようもなくさみしい夜に

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    ネタバレ

    連作短編集。時代も行ったり来たりする。
    風俗業界のお話集。

    元風俗嬢でそれが原因で首になった女性の先生。
    今は駄菓子屋で働いて、元生徒の相談に乗る。

    シングルマザーの母親がデリヘルで働き、友達の父親が客になったことで友達の家庭が崩壊。その友達からいじめられた男の子は母親にデリヘルを辞めてもらうが生活が困窮する。
    その男の子は、将来デリヘルの店長になり、様々な相談を聞く。

    デリヘルで働く女性は、かわいそうに思われたり好きで仕事してると思われなかったり偏見に苦しむ。
    結婚の顔合わせでも、デリヘル店長やってますとは言えない男性。真っ当な仕事…とは認められないモヤモヤ。

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    2023年06月14日