中山智香子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
以下、内容についてのメモ。
経済学の堕落 =「主流」とされる自由主義経済学の潮流が、(本来、政治とは切り離せない存在であるはずの経済学を)政治とはあたかも無縁のようなふりをして、次第に(定量的かつ還元主義的な性質をもつ)科学に服従していき、あげくもっぱら貨幣という数量的価値の辻褄を合わせようとする計算高く小賢しい優等生に堕してしまったこと。
本来、経済学に求められるべき専門性とは、究極的には「人間や社会とは何か」をつきつめて考えることである。したがって、「人」および「生きること・暮らすこと」を中心とした議論の必要がある。
人間の生存という観点から経済学を展開した一人にカール・ポランニーがい -
Posted by ブクログ
ネタバレ第1章では基本的なお金の流れや用語などについて
分かりやすく解説されている。
特に「投機」と「投資」の意味の違いなど、考えさせられる内容も。
人間を資本に含めてはならないという記述は著者の価値観がよく表れている。
信用できる著者だと感じた。
個人的に一番面白く感動したのは
第2章のおカネの本質について述べられている部分。
お金の起源が物々交換だったという証拠はないが、紀元前の記録から借用証書による
信用取引が行われていたという事実。
人間同士の信用からスタートしていたというのは驚きだった。
このほかにも新しいお金の形として地域通貨についての話や現在までの資本主義の拡大と金融教育の課題につい -
Posted by ブクログ
書店でふと知ってる先生の名前が見えて、お金のことに対しての苦手意識がそもそもあったことから即購入。さくっと読めてオススメ。
義務教育で歴史の授業でやる内容に触れつつも分かりやすく噛み砕いてお金とは何かというものを説明している。お金の起源がよくあるとされている物々交換ではなく、本当は"誰かに借りがある"という貸し借りの関係(信頼関係)に由来するという説が面白いし、お金ってすごく現実的でドライなものだと思える今の社会に対するアンチテーゼのようで私にとっては本を通してなるほどと思えることも多く共感できることも多かった。
あとは、義務教育で投機の授業がカリキュラムに組み込まれて