志樹逸馬のレビュー一覧

  • 新編 志樹逸馬詩集

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    長島愛生園を訪れたあとに。

    癩を患い瀬戸内の小さな島に隔離された志樹逸馬の詩は、その閉ざされた生活空間の中で生まれた。
    花や木、虫、野菜⋯、空、風、空気、水⋯、手にすることのできたものから彼が受け取り表現した詩は、
    強制された限界をはるかに越えて遠くまで届く。
    私の胸に、あなたの胸に。

    畑を耕ち、野菜を育てた。

    種子
              志樹逸馬

    ひとにぎりの土さえあれば
    生命はどこからでも芽を吹いた

    かなしみの病床にも
    よろこびの花畑にも
    こぼれ落ちたところが故里(ふるさと)

    種子は
    天地の約束された言葉の中に
    ただみのる

    汗や疲れを懐かしがらせ

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    2026年01月22日
  • 新編 志樹逸馬詩集

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    ハンセン病でありキリスト者である志樹逸馬による詩集。

    代表的な詩集「志樹逸馬詩集」と「島の四季」の全詩に加え、未公刊の詩もいくつか収録している。

    八木重吉ほど文字数は短くはないが、シンプルかつ純真性のある詩で感動しました。

    構成やあとがきなども丁寧で、愛情がこもった本の作りで好感が持てました。

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    2025年01月12日
  • 新編 志樹逸馬詩集

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    勧められて。私がもう少しマシな人間で強ければもっと感じられたかも。他の方も書いてらしたけど決して嫌じゃない、でも私には痛かった。

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    2023年07月24日
  • 新編 志樹逸馬詩集

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    10代の頃にハンセン病を患い、あるがままの思いを言葉にされている詩集。
    死に向かうことへの恐怖や覚悟、生きるよろこびなどを思いそのままにやさしく、そして力強く表現されていると感じた。
    「土壌」「人はだれでも」が特に好きな詩。

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    2025年01月20日