堀内誠一のレビュー一覧

  • 音楽の肖像

    Posted by ブクログ

    堀内誠一さんが描いた音楽家の肖像とエッセイに、谷川俊太郎さんの詩を合わせた一冊。

    音楽の巨匠たちの生い立ち、家族との日常や、彼らが暮らした街、通ったカフェやお店、自然の描写を、絵とともに綴ったもの。
    各章ごとに、その音楽家にちなんだ詩を、谷川俊太郎さんが読んでいる。

    以下、読書メモ。

    ・文学者も音楽家も、よく絵を描いた時代があった。
    ゲーテ、ユーゴー、メンデルスゾーン、シューマン等。
    中学生のショパンは授業中に見事な肖像画を描いた。ワルシャワの夜景も描いた。

    ・ベートーベンはワイン好き。
    ワイン醸造地を歩き回って作曲した。(ベートーベンは歩きながら作曲することで有名だった)

    ・展覧会の絵を作曲したムソルグスキーは独創的な才能があったのに、役所勤めをしながら作曲し、深酒が祟って40代初めで世を終えた。

    ・86歳まで生きたサンサーンス。4歳から演奏活動をしていた神童で、詩も絵も描き、天文学者で哲学者だった。

    ・バッハは青年時代から壮健。くよくよすることなく思い立ったら行動。普段の演奏も奔放で非難され続けた。子供は20人いた。

    ・メンデルスゾーンは幼い頃から作曲を始め、家で抱えている管弦楽団に演奏させた。
    家族を愛し、シューマン、ショパンとも友情を深めた。

    堀内誠一さんは、74年ごろから家族とともにパリ郊外に移り住み、ヨーロッパ各地を旅した。ヤマハの楽器店やピアノ教室などで配られるPR誌、「ピアノの本」の表紙を描くようになり、ピアノを絵の中に入れて欲しいとリクエストがあってから、作曲家シリーズが始まる。最初は渋々だったようだが、途中から面白くなったようでエッセイの連載も始めたと言う。(そのため、絵だけの章もあります)

    カラフルな挿絵がとても綺麗でおしゃれです。
    小難しい音楽の解釈もないので、専門的な知識がなくても、誰でもすんなり読める。
    28人の音楽家のことが描かれているけど、私も詳しいわけではないので、知らない人も何人かいた。

    リストやラヴェル、ドビュッシー、サンサーンスもいつか弾いてみたいけど、初心者の私に弾ける曲なんて有るのだろうか・・・。

    作曲家のことや、その曲が作られた背景を知ると、弾くときの感情も変わってきそうだな。
    がんばろ!

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    2021年10月06日
  • 音楽の肖像

    Posted by ブクログ

    堀内誠一が作曲家について語り描く。谷川俊太郎が作曲家に詩を書く。なんと贅沢な本。
    お二人は同い年で東京生まれというのも同じたった。

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    2020年12月09日