堀内誠一のレビュー一覧

  • どうくつを たんけんする

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    2025.5 小学校2年生
    ■どうくつわいろんなものがあるんだなとおもった

    原っぱの変わった地層から始まり、中に入ると大冒険が始まった。洞窟の成り立ちや独特な世界中の石の形状など、知らない世界が広がっていた。深い洞窟の世界観を軽いタッチで見れるのが面白い。
    何度も読み返せる本だと思う。

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    2025年06月23日
  • 父の時代・私の時代 ――わがエディトリアル・デザイン史

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    堀内誠一(1932-1987)。むかし写真を見て、目のギョロッとした不思議な人だと思った。an・anやOliveなどの雑誌のアートディレクター、福音館の魅力的な絵本の作者、フランス在住のエッセイスト……いろんな顔があるが、いったいどんな人なのか。
    本書は、前半に47歳の時に出した自叙伝、後半にその後のエッセイとインタビューを収める。個人的には、伊勢丹の修業時代のエピソードがもっとも興味深かった。
    1947年、14歳で伊勢丹に就職し、宣伝課修飾係に配属。新宿・伊勢丹ビルは、3階以上は進駐軍に接収されていて、2階以下で営業。
    夜は美術研究所(塾だね)に通いながら、伊勢丹に10年。そのセンスとノウハ

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    2025年05月08日
  • 音楽の肖像

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    このタイミングで読んだことにやはり何かしらを感じてしまう。

    「幽霊」のとおり、あちらでお会いしているのだろうか。

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    2025年01月01日
  • どうくつを たんけんする

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    堀内誠一さんの絵本。
    秋吉台の鍾乳洞、子どもが小さい頃に
    行ったが、絵本を読んで、まさに洞窟内は、
    こんな感じだったなあと思い出した。
    堀内さんのあたたかみのある絵に
    知識としての情報も満載で、楽しい絵本。
    世界の石灰岩の洞窟も紹介されていて、
    いつか行ってみたい。

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    2024年12月18日
  • モーツァルトを聴く人

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    愛の次は音楽と考えればいいか。

    そういえば、モーツァルトの曲って意識して聞いたことなかったな。。

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    2023年10月13日
  • 父の時代・私の時代 ――わがエディトリアル・デザイン史

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    『アンアン』を製本する工場での創刊記念祝賀会にて平凡出版副社長 清水達夫から「これからは美しい雑誌でなければいけません。そのためにはアート・ディレクターが重要な役目です。ですのでこの機械の動き出すテープを切る役目はアート・ディレクターの堀内さんにしてもらいます」とやられてびっくりした男、堀内誠一。彼の存在が新しい文化の扉を開けたことは椎名和「49冊のアンアン」で読んだばっかり。まるで時代の特異点をつくった突然現れた天才みたいに感じてしまいますが、父の「レインボー・スタジオ」のこと、父の出身の多田北烏の「サン・スタジオ」のこと、図案家という職業のこと、伊勢丹宣伝部時代の装飾係のこと、広告係のこと

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    2023年08月08日
  • ぞうのこバナ

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    まどみちお ✕ 堀内誠一 大好きなお二人の書籍未発表の絵本!?
    表紙を見た時のぐるんぱ!?と思ってしまった私…。この子はバナナが大好きなバナ。バナはママが大好き!でも、突然のものすごい竜巻で飛ばされて、ママと離れてしまう。ありさんの存在も大きい!ママと会えた時、他に小さい再会もあって良かった!

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    2023年06月02日
  • 音楽の肖像

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    ヤマハのPR本が元と知り、納得。豪華なペア.音楽への愛情に満ち溢れている。音楽に囲まれている。欧州で楽しく豊かに過ごされた事だろう。ああ音楽って素晴らしい。

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    2022年11月09日
  • どうくつを たんけんする

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    秋吉台科学博物館の館長から聞いた著者が洞窟について事細かに教えてくれる、科学絵本。裏表紙の裏には、「日本の石灰岩地帯とおもな鍾乳洞」のマップがあり、興味のある人には役に立つ情報。

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    2009年10月04日
  • モーツァルトを聴く人

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    谷川俊太郎さんと俵万智さんの対談を読んだので今度は谷川俊太郎さんの詩集から

    「魂に触れる」
    私も『アマデウス』という映画が好きで、何度も何度も繰り返し観た。サリエリの妬みもモーツァルトの音楽によって昇華される。モーツァルトの魂に触れて。クラリネット協奏曲のアダージョが死後の世界の平安へと誘う。

    「音楽のように」
    言葉で音楽を超えようとした作者が、音楽に限りなく憧れている。音楽には「心を空へ放す力」がある。哀しみを包み、洗い流す力もある。谷川俊太郎さんはそれをみごとに表現している。言葉の力で。

    「なみだうた」
    言葉で呼んでしまってはいけない感情を
    「自分が隠れた大きな流れにひたされているよ

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    2025年04月19日
  • ぞうのこバナ

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    ネタバレ

    ママとはぐれた子ゾウがママを探しに冒険する話。
    話はめちゃくちゃなんだけど、絵はカラフルでかわいいし、小さい子供向けの読み聞かせとしてはよさそう。
    巻末になぜか童謡が載っている。

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    2024年09月28日
  • どうくつを たんけんする

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    物語の中だけの冒険のようなことを実際に体験できるワクワク感。

    鍾乳洞に行っても「きれいだね」だけで終わっていたけれど、大人にとっても学ぶことの多い本なので、ぜひ親子で読むことをおすすめします。

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    2022年01月08日
  • どうくつを たんけんする

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    氷柱と鍾乳石の出来方って似てる。
    深海の生き物と洞窟の中の生き物と似てる。

    背表紙裏に、日本にある洞窟の地図。母は、行ったことのあるところもあって、「また行きたいなー。」(母)「連れてって」(子)。

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    2021年12月19日
  • ここに住みたい

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    anan 、Brutus、POPEYEなどのアートディレクターである堀内誠一さんの旅のエッセイ集。
    旅と言うより、もう一つの拠点として居たパリのエッセイが彼の国の実情を仔細にかつユーモアを交えて綴られて居て、読んで住みたくなる事請け合い。まあ80年代当初の連載ですので、現代のパリの模様と違いはあろうと言うのは御愛嬌。
    その他メキシコ、スペイン、北京などの旅エッセイがあるけど、やはりアパルトマンに居を構えて実のフランスの暮らしを描いたパリでの洒脱な雑文が一番楽しく読めました。アートディレクターなので挿絵も楽しいです。

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    2024年05月26日
  • 父の時代・私の時代 ――わがエディトリアル・デザイン史

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    14歳で伊勢丹に入社、働きながら腕を磨くというのは戦前のデザイナーの系譜を継ぐものだし、ananやPOPEYE、BRUTUSといった雑誌のアートディレクターを務めたのは今に繋がる業績だと思う。

    残念なのが本文中の口絵がほぼないこと。作品の写真が豊富に差し込まれていればより追体験出来たのではないか、と感じた。

    ふたば書房紫野店にて購入。

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    2023年08月05日
  • ここに住みたい

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    そう言われれば、イタリアではイタリア料理のお店しか見なかったような気がする。トラットリアしかり、リストランテは言うまでもなく。
    直感的な文章表現なので、読者は自らの想像力で記述を補わないといけない。そういうところが、いかにもデザイナーな印象。

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    2023年04月15日
  • 音楽の肖像

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    どういう本か、と聞かれてもいまいち説明ができないけど、いい本だ、ということは読めばわかる。バッハは偉大。

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    2022年11月06日
  • ここに住みたい

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    サッとスケッチした絵がすてき。
    町や人のようすを伝えて
    行きたい気分にさせてくれる。

    イタリア、フランス、中国、メキシコ
    オーストラリアなどなど…。
    気に入った町は「ここに住みたい」と
    思わせてくれるものなのだそう。

    フィルムカメラの時代だから
    ある程度撮影枚数を気にしながら
    撮ったであろう写真も
    スケッチと文章の合間に差し込まれていて
    その被写対象の選び方も何だかすてき。

    ※1992年刊のマガジンハウス版で読みました

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    2022年10月20日
  • 音楽の肖像

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    堀内誠一さんが描いた音楽家の肖像とエッセイに、谷川俊太郎さんの詩を合わせた一冊。

    音楽の巨匠たちの生い立ち、家族との日常や、彼らが暮らした街、通ったカフェやお店、自然の描写を、絵とともに綴ったもの。
    各章ごとに、その音楽家にちなんだ詩を、谷川俊太郎さんが読んでいる。

    以下、読書メモ。

    ・文学者も音楽家も、よく絵を描いた時代があった。
    ゲーテ、ユーゴー、メンデルスゾーン、シューマン等。
    中学生のショパンは授業中に見事な肖像画を描いた。ワルシャワの夜景も描いた。

    ・ベートーベンはワイン好き。
    ワイン醸造地を歩き回って作曲した。(ベートーベンは歩きながら作曲することで有名だった)

    ・展覧会

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    2021年10月06日
  • 音楽の肖像

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    堀内誠一が作曲家について語り描く。谷川俊太郎が作曲家に詩を書く。なんと贅沢な本。
    お二人は同い年で東京生まれというのも同じたった。

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    2020年12月09日