水生欅のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
楽器を習ったことのある人には、ぜひとも読んでいただきたいです。
同じ楽器を演奏しても、人によってその楽器から紡ぎだされる音は違うんですよね。私も過去にピアノを習ったことがあるから、そういう場面を経験したことは何度かありました。不思議ですよねぇ、ただ息を吹き込むだけ、叩くだけ、押すだけ、弦を擦るだけ、みんな同じことをしているのに、音が全然違うってことが。
各登場人物が紡ぎだす音の特徴を、その人の心情を交えて上手く表現しています。著者も何かしらの楽器を演奏したことがあるんですかね?でないと、あのような描写はできないと思いました。
最後の演奏シーン「エル・カミーノ・レアル」は、実際に船橋市消防局音楽隊の演奏を聴きながら読むと、ものすごーーーく感動します!終盤のアップテンポなところは、ポコアポコ・クレシェンド、段々と盛り上がりをみせるリズムで、思わず足でリズムを取ってしまいました。
涙腺が緩々に緩み、いい涙が流れました。音楽って素晴らしい! -
Posted by ブクログ
あらすじ
人気クイズ集団Qwithの新規メンバー選考試験に参加する高校生たち。主人公たちは試験を進めてながらも死体が発見されて……。事件の真相と、Qwithにまつわる過去の出来事が解き明かされていく。
感想
quiz knockや東大王を参考にしたんだろうと思われるポイントがあり、それらが好きならニヤニヤできると思う。試験内容はクイズというより、謎解きに近いため、興味ない人にはタイトル詐欺に感じるかもしれない。
Qwithの過去や人間関係、主人公たちの人間関係や試験とそれぞれの要素が個別に面白く、テンポもいいので終始楽しく読めた。また、主要キャラが個性的で魅力的なキャラが多く感じた。
ミステリ的には、容疑者が少なくてフーダニット的にはやや物足りなく感じたが、ライトなエンタメ小説として面白かった -
Posted by ブクログ
東野圭吾とか伊坂幸太郎を読むようになったから、こういう種類の本はどうしても内容が薄いように感じてしまう…。でも良い話だった!
消防に音楽隊は必要なのか?っていう問い。
今までは「音楽隊」ってそれ専門の人がやってるもんだと思ってたけど、実際は出動の傍らで音楽もやってる、っていうめっちゃハードな状況だったんだって事実に驚き。
「少しでも良い演奏をして耳目を惹き付け、船橋市消防に興味を持って欲しい。彼らのことを知って欲しい。そして日々、火災予防の意識を持って生活することで、消防士も市民も傷つかないまちを作っていきたい、と」
音楽ってあるだけで人の目と耳と心を惹き付けるものだから、その力が広報活動には必然的に適したものなんだなぁ
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楽器懐かしい...。また吹きたくなった。色々な意味で青春だなぁって言いたくなる作品。悪く言えば中途半端?吹奏楽をメインにしたいのはわかるんだけど、足りない!もう少し曲の要素欲しかった。でもやっぱり音楽って誰にでも平等だから「広報」には最適なツールなんだなぁって気づけた作品