宇都宮隆二(Utsuさん)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
筆者がサラリーマンとして活動してきた40歳までの経験と知識が全て集約されている非常に熱い一冊。
転職にフォーカスされそうなタイトルではあるが、全くそんな事はなく、ビジネスマンとしてどの様なテーマを持って活動していくべきかが描かれている。
中身には多くのキーワードが含まれているが、一番は『人生の軸を見つける』であり、それだけを理解しただけでも読者に勇気を与えるのではないだろうか。
他の多くの啓発本にも同じ様な事が書かれているが、具体的にどう活かすのか等も書かれており納得感が全く異なる。
私も自分のキャリアを再考するキッカケにもなり、節目節目に再読したいと思える本となりました。 -
Posted by ブクログ
とても良かった。
実際の就職やキャリア論を考えるきっかけになったため。
○学び
・イメージで仕事を選ばない
・自分はどうありたいのか?から出発する
→自分の価値基準に沿って選ぶこと
・面接において3つ必要なこと
①転職の動機(なぜ今の会社をやめるのか
②実績にまつわるストーリー(なぜ自分でないとできなかったか
③自分の意欲(なぜこの会社に入りたいのか、この会社で何をもたらしたいか
3つのなぜと1つの何
・自分にはどんな強みがあるか
→成功体験を振り返り、法則を導き出す
→それが再現性になる
・仕事をする上で
仕事に追われる自分→仕事を追いかける自分へ
『何をどれだけ』を追いかけること -
Posted by ブクログ
謎のポテンシャル採用を真正面から引き受ける本
この人はYouTubeで就活指南などをしてゐるをぢさんで、ITのSAP社の営業などをしてゐた実力は確かな人だ。
さて、何がわりといいのかといへば、メンバーシップ型雇用がはびこる日本、ポテンシャル採用に惑わされる若者にとって、かう喋れば面接官を狙ひ撃ちできる。といふ方法が載ってゐるからだ。
ポテンシャル採用で重要なのは、説得力だ。面接官をコロリと懐柔させる個性(=面接者の独自の見解)が垣間見えた時点で、まづ、なびく。
物申す系か、従順か。面接官がどれを欲しがるかはわからない(=ここが要するに社風に適合するか、だ)。
もしおれが面接官なら、 -
Posted by ブクログ
失敗を振り返ってもせいぜい失敗しない、という程度しか学びはない。
成功を振り返る。成功の法則を作ることができる。
スキルも強みもすでに自分の中にある。
新卒採用では、実力ではなく人柄や将来性で判断される。第二新卒まで。
転職の方向性は、今より大きな同業他社で同じ職種か、違う職種か。
持っているスキルを抽象化する。
5年後10年後のキャリア設計はいらない。人生は双六ではない。変化するもの。
ゆくゆくはこうしたい、というものを想像する。
会社から仕事をもらうと考えると奴隷になる。振られた仕事をこなして給料をもらう、のではない。新しい価値や変化をもたらせる人。
スケールする人=仕事のスケール -
Posted by ブクログ
【プロのサラリーマンをめざす?】
若い人向けに書かれていると思いますので、わたしのようなアラフィフには少し違うかなという感じです。
企業に雇われることを前提に記されており、時代は変化していますがサラリーマンになることを対象としています。
会社内で力を持つ人間と正直に付き合い親しくなるということです。
確かに雇われることを前提にするとそれが大正解です。
ただ、わたしとしてはこれが腑に落ちないところです。社内でも圧倒的実績を積み上げれば、無視できない存在になるかもしれませんが、社内の人と定性的なことで労力を使う、あるいは考えるだけでも面倒と思ってしまいます。
資本主義の力学、精神衛生面(