樫村正美のレビュー一覧

  • セルフ・コンパッション[新訳版] 有効性が実証された自分に優しくする力

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    クリスティン・ネフ博士の著作。実はみんな知らない最も大切な自分自身との接し方をセルフ・コンパッションという考え方を通じて学ぶことができる。人間とは不完全なものであるという普遍的な事実を受け入れることで、他者にも自身にも優しく接することができる。また自身の感情や身体の変化に対してマインドフルになることで自身を慰ることができる。セルフ・コンパッションを実践していくことで全ての出来事を受容し、肯定的に受け止めることができるようになると学べた。またオーセンティシティな人間になるためにも必要な学びとなった。

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    2025年03月13日
  • セルフ・コンパッション[新訳版] 有効性が実証された自分に優しくする力

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     人は、とりわけ日本人は自己否定する生き物だろう。日本では、自分への厳しさは美徳とされているが、自分に厳しいだけでは僕らは壊れてしまう。壊れないように自分を思いやる。

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    2024年06月18日
  • セルフ・コンパッション[新訳版] 有効性が実証された自分に優しくする力

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    セルフコンパッションの原典と呼べる本だと思う。
    学術的な研究の視点から、また著者自身の経験からセルフコンパッションを説明している。
    特に著者自身の父親に捨てられた経験や離婚の話、自閉症の子供を産んだことなど、それらの困難にセルフコンパッションをもって立ち向かったエピソードは共通の人間性からか、私自身にも深く刺さった。
    正直言いたいことをもう少しコンパクトにまとめられると思うし、日本人には馴染みのない例えなどは多くあるものの、それでもこの本は名著だと思う。

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    2022年12月16日
  • セルフ・コンパッション[新訳版] 有効性が実証された自分に優しくする力

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    ネタバレ

    クリスティン・ネフさんの自伝でした。

    なかなか激しい人(だった?)と感じました。本を面白くするために誇張もあるとは思いますが、セルフコンパッションに出会う前には、激しい自分をコントロールするのが大変だったのだろうと慮ってしまいました。

    毒親、結婚、不倫、離婚、再婚、自閉症の息子などなど、セルフコンパッションがどのように役立ったが書かれてあります。

    クリスティン・ネフさんの感情の落差が、私とは違いすぎるという感想を持ちつつ...。セルフコンパッションはどの人にも役に立つ概念だと思います。

    今の夫のルパートさんは、紀行作家らしく、自閉症の息子さんとのモンゴル横断の旅の本が出版されているよう

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    2025年04月13日
  • セルフ・コンパッション[新訳版] 有効性が実証された自分に優しくする力

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    自分を責めずに、自分に優しくする。
    セルフ・コンパッションを提唱する心理学者?の本。
    エビデンスと自らの体験の割合が程良くて、専門書とエッセイの中間のよう。
    著者は自閉症の息子さんのことなど、個人的な経験を語っているけど、多分セルフコンパッションのおかげで客観的な視点を獲得しているようで、優しくも冷静な筆致でとても読みやすい。

    大切な友達に接するように自分に接する。わかっていてもなかなか難しい。
    人を傷つけた時なんかでも、そういう時こそセルフコンパッションだと。
    少なくとも自分が落ち込んだ時に、自分で追い打ちをかけるようなことはやめようと思った。

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    2023年09月03日
  • セルフ・コンパッション[新訳版] 有効性が実証された自分に優しくする力

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    感想
    自分を他人にアドバイスするように一人の人間とみなす。(抽象→客観視する)

    激しい競争社会、他者比較、人よりも勝りたい
    ○自己評価の代償
    無理やり肯定的な自己評価をすると終わったあと虚脱感。脳は気づいている、ただのごまかしだと。
    ○別の道
    自己評価をやめる、セルフ・コンパッション(自分への思いやり)
    ○自尊感情=非の打ち所がない人より優れているという感情、危険性、ナルシシズム、偏見差別など
    ○セルフ・コンパッション→自己批判から守ってくれるという欠点のない高い自尊感情と同じ利益をもたらす

    ○他社へのコンパッション(思いやり)から始めると良い。より普通な体験
    ○自己批判を自己批判で止め

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    2023年05月21日