パニコス・パナイーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
美味しいフィッシュ&チップスになかなか巡り会えない。かと言ってこのまま引き退るのも癪に触る。そんな中ギリシャ系の著者が歴史を紐解くと聞き、美味しい出会いにも期待してみることにした。(ここでも「食べる」より「読む」を優先…)
起源–発展–イギリスらしさ–エスニシティ–フィッシュ&チップスの意味…と、これ一冊で充分じゃね?と思わしめるほどの専門書ぶり。
揚げた魚とじゃがいもがいつ・どこから登場してくるのか。文献を辿る旅もなかなかに忍耐を要したけど、調理風景とか(美味しいかは別にして)ちょこっと味見したくなることもあったり。古くからそれらしい料理はあったらしく、ディケンズの時代に -
Posted by ブクログ
「イギリス料理はまずい」とはいったいいつ頃から言われるようになったのでしょうか。
観光旅行程度ですが実際にイギリスに行ってみた感想としては、味が大雑把な料理が多いのはアメリカと大差ないという感じ。そこそこ高いホテルのディナーは十分おいしかったし、イングリッシュブレックファーストだって好きだった。だいたいアフタヌーンティーとかなら日本でももてはやされているのに?
巻末のあとがきで「イギリス料理はまずいでしょう」と聞かれた訳者は次のように答えています。
「ロンドンで食べる飲茶やカレーは日本よりおいしいと思いますし、ジャマイカとかレバノンとか日本ではなかなか出会えない地域の料理も食べられますから -
Posted by ブクログ
フィッシュ・アンド・チップスがイングランドの国民食になった経緯をまとめ、その意味を考察する一冊。
もともとフライドフィッシュはユダヤ人と結びついた存在で、その臭いを含めて貧しさを示すもので、差別とも結びついて語られていたものだという。
それがジャガイモの普及、「チップス」の誕生と相まって「フィッシュ・アンド・チップス」として融合し、さらには自他ともにイングランドの国民食とみなされるようになった。
とりたてて珍しい材料ではないし、ユダヤ人がいるのも特別なことではなかったのに、なぜイングランドでそれが起こったかといえば、(本書ではそうと明言していないが)産業革命の影響のようだ。
・鉄道の発達で