中村逸郎のレビュー一覧

  • シベリア最深紀行 知られざる大地への七つの旅

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    シベリアの7箇所を訪れた紀行.ここに書かれているのがシベリアの全てとは思わないが,それでも十分にロシアの中でのシベリアの異質性は伝わった.陸続きなので「植民地」とは定義されないだろうが,しかしこれはロシアの植民地に他ならない.全くの異文化,異文明である.
    30年近く前に「アガーフィアの森」を読んだが,そのアガーフィアについての言及もある.

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    2024年05月05日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

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    ウクライナ侵攻の後、気になって購入。10年以上前に読んだ『ロシア市民』同様にサクッと読めた。平和にぬくぬく暮らしてる日本人全員、特に政治家に読んでほしいな〜、もはや政治家に期待してないけども。日本以外の海外、特にロシアは性悪説で動いてるってことを思い出させてくれる。
    とんでもないタイトルだけど、中村先生は結局ロシア人をすごく好きなんだよね。可愛さ余って憎さ百倍的な感覚なのかな。
    著者の体験ベースだからこそリアルで、ロシア社会の実態に踏み込んでいて、面白い。そしてたまに書かれる皮肉やブラックジョーク、ユーモアで思わずにやりと笑ってしまう。

    ロシアでの選挙のからくり、相変わらずなのね。独裁って恐

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    2023年08月13日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

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    新鮮な情報100%でした。人種が違えば何もかもが違う。いや、何もかも違うのは、中◯・北◯◯・◯シ◯くらいかな。

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    2022年06月19日
  • シベリア最深紀行 知られざる大地への七つの旅

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    文春学藝ライブラリー
    中村逸郎 シベリア最深紀行


    シベリア各地の先住民を巡る紀行文。多民族で多宗教な広大国家ロシアの一面を知る


    自分の属する民族や宗教の独立性さえ担保されていれば、歴史にこだわらず、異なる意見に 妥協する姿勢が見てとれる


    シベリアをうまく説明した言葉
    「シベリアはロシアを吸収するほどのエネルギーを秘めている」
    「中心のないシベリア〜すべてのものが隣り合わせに存在している」



    イスラム教の影響の大きさは随所に見られる。国境を接しているのに中国文化の影響はあまり見受けられない理由を知りたい







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    2023年10月09日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

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    昨今の、ロシアのウクライナ侵攻の状況をみて興味を持って読み進めた。
    暗殺事案、オープンな選挙等々、我々日本人からすると理不尽な事だらけのように思える。
    しかし、ロシア人はそれを受け入れて暮らしているのだろう。
    プーチン支持、ウクライナ侵攻支持は、実際のところ如何程か、興味深いところだ。

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    2022年05月17日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

    購入済み

    ロシアから噓を込められて

    大変面白く読ませて頂きました。まるで推理小説を読んでいるかの様な緊迫感もあり一気読みで楽しませて頂きました。
    著者の文章表現力が素晴らしく、まるで映画でも見ているようなリアリティーさに溢れていて退屈させません。
    素晴らしく滑らかな文章なので手紙、作文の書き方の参考にもなると思います。特に句読点の使い方には改めて勉強させられました。
    中村逸郎先生を改めて見直した次第です。
    時、まさにロシアのウクライナ侵略が勃発し、毎日悲痛なニュースが飛び込んでくるたびに真っ赤な嘘つきロシアに大変な怒りを覚えます。
    誰か早くプーチンを暗殺して下さい。ウクライナの人々が可哀想でなりません。
    もはや北方領

    #タメになる #深い #怖い

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    2022年03月11日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

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    これは勉強になった。
    ホント的部分多々あり。
    人はいいけどロシアは嫌いの日本人は多い。
    ロシアってこんな感じかも。

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    2021年07月21日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

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    ロシアってなかなか分からない国ですよね。そんなロシアの一面を体験談で教えてくれる本です。ちょっとこわいかな…

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    2021年07月08日
  • ろくでなしのロシア─プーチンとロシア正教

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    70年続いた共産主義を捨て、貧富の差が広るロシアについて、プーチンと正教会、すなわちの宗教との密接な関係性、メドヴェージェフとの立場の違い、長期政権化へ向けた行動など、ロシアという国の腐敗のありようを一面から捉えた1冊。貧困を美徳とも捉えるロシア人の国民性についても論じており、日本人があまり知らないロシアという国の一面がわかる。

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    2013年07月14日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

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    ネタバレ

    大学時代の講義がひたすらに懐かしい。
    逸郎先生のロシアの話はいろいろ違いすぎて面白くて、この本でもまさに。

    ロシアにいるロシア人とは、できるだけ約束しないでおこうかな…と思った

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    2022年09月03日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

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    今テレビ、YouTubeで大人気の63番目の男中村逸郎先生の話題の著書を読み終えました。
    つくづく日本人に生まれてきてよかったと思う。少なくともロシア人として生まれなくてよかった。
    もう笑うしかない嘘みたいな話の連続ですわ。

    #中村逸郎
    #ロシアを決して信じるな

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    2022年05月31日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

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    ロシアのウクライナ侵攻により一体ロシアとはどのような国なのか、ロシア人の思考はどうであるのか知りたくて本書を読んだ。

    騙される方が悪いとするマインドは日本人には無理だなと感じる。繰り返される理不尽な会話、とりあえず嘘から始まる約束などロシアに対するアレルギーとなりそう。

    印象に残ったのは、ロシア人自ら「ロシア人のいないところが、いい場所」と自虐するところ。悲劇とも喜劇とも感じられた。

    国境を接する国の一つであり、ご近所とは事を荒立てたくないものだ。地政学的に日本は面倒ばかり。

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    2022年03月20日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

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    ふと思い立ってロシアについて知りたくなった。とりあえず軽く触りでよかったので新書を物色。
    少し思った内容とは違ってたけど、なんとなく雰囲気は伝わった。

    小学生の頃BCLをやってて日ソ友の会には何度か手紙を送ったことがあった。世界のことなんて何一つ知らない頃、なんとなくソ連は嫌いじゃ無かった。
    その影響か、今でもロシアに対してそんなに悪いイメージはない。
    でも、知識が増えるとどう感じるのだろう?

    次はもう少し歴史的なことを書いた本を読んでみよう。
    とりあえずこの本を読み、なんとなく自分がロシアに対して「なんで?」と思うような事は感じることができた。

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    2022年02月14日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

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    隣国なのに、「謎めいていて、実情が良くわからない」という印象がある、ロシア。
    そのロシアについて、刺激的なタイトルの新書が発売されていると知り、読んでみることにしました。
     
    著者は、モスクワ大学に留学経験があるという、大学教授。
     
    本書は、「ロシアの核ボタンが押されたことがある、という情報がある」という、驚くべき内容から始まります。
    その序章と終章の他に、ロシアという国、そしてロシア人について、著者の経験を踏まえて書かれた10章で、本書は構成されています。
     
    全体を通して、日本人読者が驚くであろう、ロシアという国・ロシア人の不思議な側面を、紹介する内容になっています。
     
    特に印象に残っ

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    2022年01月19日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

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    私がロシアに対するイメージは二枚舌。長年ロシアと関わっている作者の本音を拝読し、やっぱり!と感じた。おもてなしの心が強すぎるおばさんの話。その日を生きることが大変で、人をだましてでも自分に利益があるように行動を起こす人の話。そんな国にずっと関わっている著者は、なんだかんだ言ってロシアを愛しているのだろうなと感じた。

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    2021年11月22日
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)

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    あー、そこまで言って委員会に時々出てる、変な先生か。

    そう思って読むと面白かった。

    外交の交渉相手として、ロシアを信じるなというだけでなく、ロシア人という存在事態を信じるな。これをロシア人自身がそう思っている。

    ひっじょうに自虐的で、これが一般的かどうかわからないが、一面としてみれば十分に興味深く面白い。

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    2021年08月24日