天野妙のレビュー一覧
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先日、(株)ワーク・ライフバランス代表の小室氏のウェブセミナーを視聴した。
もともと私自身が女性と子ども、労働、法律に興味があることもあるが、非常にわかりやすい資料、講義で参加してよかったセミナーだった。
さて、本書はそのセミナーの内容とも一部同一箇所もあるが、共著者パートも読むことで、よりこの問題について知識を広げ、考えられる。
私の勤務先でも、現行部門でも半休が取れるように規則が改正された。
また、男性育休も増えてきている。
が、まだまだ昭和の残り香衰えず・・・・。
特に非現業だと、残業しなければ終わらない、時短、短日数勤務でも仕事量はあまり変わらない。
でも締め切りは一緒、残業は保育園 -
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ネタバレ【主張】
男性の育休取得により、家庭進出が進むほど、出生率は上昇する。
- 理由①:共働きがしやすくなり、経済的な余裕が生まれる。
- 男性が育児や家事を担うことで、女性も仕事を続けやすくなる。
- 共働きが可能になることで、世帯収入が安定し、子育てへの金銭的な不安が軽減される。
- 理由②:母親の精神的・身体的な負担が軽減される。
- 育児や家事を夫婦で分担することで、母親にかかるストレスや孤独感が減る。
- 負担感が和らぐことで、「もう一人産みたい」と思える心理的な余裕が生まれる。
【著者の提案】
著者らは、男性の育休取得をさらに促進するために -
Posted by ブクログ
育休取得に当たり男性育休について知りたいと思い読書。20年の本であり23年現在から見ると日本の男性育休取得環境は異なるが、国別の男性育児参加率や育休取得率と出生率の相関など長期的に見る必要がある指標は現状認識の参考になった。
以下感想
◾️男性の育休を生産性改善のきっかけに利用する
男性の育休は周囲の理解・環境整備不足で取得が難しい場合も多いが、社員が育休を取得する事は会社にとってもメリットが大きくなって来ている。社員のエンゲージメントを高め、休む社員の業務調整を通じて脱属人ができ、マネジメントの意識改革の結果生産性が上がる可能性がある。
生産性向上には誰が抜けても仕組みとして成立する職 -
Posted by ブクログ
ネタバレ実際にその立場になって経験してみるということは、当事者意識を持つ絶好の機会になります。
「一時的にせよ担当業務を引継ぐと会社に迷惑がかかる」
→業務の棚卸や非・属人化は経営上大きなメリット
家計のリスク分散と収支を考えれば、「妻に正社員での勤務を継続してもらう」ことは理にかなっています。そのためには、男性自身が仕事と家庭の両立ができるように「妻を支援する」という考え方から、「自らが担う」という考え方に変化する
なお「残業しない国」として知られるドイツの男性育休取得率は34.2%。取得率では北欧諸侯に及びませんが、ドイツの制度にはユニークな点が多くあります。給付金を半額にする代わりに育休軌