いわゆるスナップ写真—準備をせずに見つけたものを撮る―について著者のやり方を説明した本
「人を撮らなくてもスナップ写真だが、人との出会いが写真を豊かにする」という考え方が素敵だと思った。確かに街は街のみで存在することはなく、そこに人が生活するからこそ街なのだと改めて気づかされた。
この本を読んで自分が何のために撮りたいのか少し混乱するような感じがした。本書ではガイドブックなどで紹介されている場所で撮ることをあまり良しとしていなかったが、要は自分が行った先で自分が感じたものを素直に撮ればいいのだと思う。