鈴木裕貴のレビュー一覧

  • 落とされなかった原爆――投下候補地の戦後史

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     身内が小倉・広島におり、親族には原爆の犠牲者も存在する他、自分も京都に住んでいる事もあって、内容が気になり読んだ。
     原爆投下候補地の中でも、小倉・新潟・横浜・京都に視点を当て、原爆とどのように向き合ってきたのかを記すもの。4都市ともに投下候補地という共通した条件ではあるものの、通常の空襲を受けた都市やあまり空襲を受けなかった所まで、置かれた状況が全く違う。もちろん、実際に原爆を投下されたわけではないので当事者意識もないが、郷土史作成や空襲の実態調査などを経て、原爆を意識していく過程が興味深い。実際に投下された広島・長崎が4都市の身代わりを果たしたとの考えもあり、どこか引け目を感じる部分があ

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    2026年04月09日
  • 落とされなかった原爆――投下候補地の戦後史

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    秀作。
    誰かが原爆を落とす場所を決めているはず。
    京都は訪れた人が反対して外れた。
    長崎は小倉が偶然に悪天候で標的になった。
    新潟は11日に20万人が疎開していたのを初めて知った。
    数十万人の人の命を誰かが奪える恐ろしさを感じた。

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    2026年04月04日
  • 落とされなかった原爆――投下候補地の戦後史

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    原爆が投下されたヒロシマ・ナガサキ。一方候補地となりながら種々の偶然から投下を免れた都市もある。
    8月9日悪天候だった小倉、県知事が次の目標になるとして8月11日全市民を疎開させた新潟、目標都市のリストから外れた翌日大空襲を受けた横浜、そして後に文化財を守るため空襲を受けなかったという神話を生んだ京都。
    それぞれの都市がそれらをどう受け止め反戦、反核の運動に結びつけたのかを検証した作品。

    吉田守男「京都に原爆を投下せよ」を読んだ時の衝撃は忘れられない。本書はその時の印象を思い出させ、また発展させてくれる、深い内容であった。
    やや抽象的な表現が多かったように思えるが、それぞれの都市が原爆に対し

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    2025年12月03日
  • 落とされなかった原爆――投下候補地の戦後史

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    8月9日の朝に天候不順のために原爆投下が回避された小倉、次なる原爆投下地となることを予期して全市民の緊急疎開を決めた新潟、大空襲の記録を辿る中で原爆投下目標とされていた事実に突き当たった横浜、古都を守ったとされるウォーナー神話が覆されると同時に投下目標とされていた事実と向き合うことになる京都‥
    中でも興味深かったのは京都で、住民目線でも確かにここで書かれているとおりの道筋で理解が進んで(?)きた。まず文化財保護の観点から空襲を免れたとのウォーナー神話が浸透し、その後原爆投下目標になっていたとの話が浮上、ところがそれも半ば都市伝説的な「風説」として扱われ、いつの間にかまた文化都市としての「無空襲

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    2026年03月28日
  • 知っておいしい 調味料事典

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    日本の調味料だけでなく、西洋料理や中華料理、エスニック料理までさまざまな調味料を紹介している。

    パラパラと見ているだけでも楽しい1冊

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    2025年08月31日
  • 知っておいしい 調味料事典

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     調味料とは、食材や料理に味、風味をつけるための材料の総称。「さしすせそ(砂糖、塩、酢、醤油、味噌)」を始め、醤(豆板醤やコチュジャンなど)、ソース、だし、サラダドレッシングなど。それぞれについて、更に、沢山の種類があることを知りました。例えば、醤油だと、濃口、淡口、甘口、白、刺身、たまりの他に、しょっつる、いしる、イカナゴしょうゆ、ナンプラーなど。 鈴木裕貴「知っておいしい調味料事典」、2020.7発行。

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    2021年05月11日