阿久津隆のレビュー一覧

  • 本の読める場所を求めて

    Posted by ブクログ

    落ち着いて本が読めるようなお店がしたいと思い
    本当にそういうお店「fuzkue」を作った
    店長さんのおはなし。

    長居をする、ノットイコール利益が出ない。
    そうじゃない経営を考え出すのが
    大変だったことも書かれています。

    そういう場所を求める人がいて
    提供してくれる店主がいる。
    選択肢のひとつとして長く続くといいな。

    ちなみに、私自身は
    周りに音があっても平気どころか
    むしろあまりに静音のほうが
    落ち着いて読めない性質です(笑)

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    2022年04月02日
  • 本の読める場所を求めて

    Posted by ブクログ

    fuzkueというブックカフェを営む筆者。読書しやすい環境を求めた結果だという。読書という営みについて考察した一冊。

    初台と下北沢にあるというfuzkue。理想の場所を求めるうちに自分で作ってしまうところがすごい。店のお品書きも掲載されている。

    本を読むことに関する考察がひたすら続くだけなので冗長な作品。早く他の本が読みたくなるという効果は多大。

    店のお品書きを読んでも分かるが必要以上に解説が多いように思う。ちょっとくどい。

    自分には正直合わない一冊でした。

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    2021年03月11日
  • 本の読める場所を求めて

    Posted by ブクログ

    「本の読める場所」について1冊の本が書けてしまうというのは凄い。ただ読み物としてはどうでしょうかね……

    私自身、どれだけ長居をして良いものか?と心配してみたり、隣の会話や挙動に気を取られてしまったり、本が読める様で読めないという経験をしているのだが、皆さん同じ問題を抱えていらっしゃるのですね…

    是非「フヅクエ」に行ってみたいと思うが、通勤経路的にはフラッと立ち寄れる場所ではないし、わざわざ本を読みに「フヅクエ」に行くというのもちょっと違うし…

    特に、“ながら族“化している自分が、純粋に本を読む事に集中して、長時間を過ごす事が出来るどうかです。

    結構通勤電車ってのは「本を読む場所」として

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    2021年02月23日
  • 本の読める場所を求めて

    Posted by ブクログ

    一度は行きたいと思っているフヅクエ店主による本。テーマは著者が追い求めている「理想の本を読む場所」。読書が大好きな身にとってはとても興味深い。私は、家で読むことにそれほど不自由を感じていないが、確かに読書環境は大事だと思う。著者の情熱の深さ、そして実行に至るまでの考え、そして実際に実現化している実行力は相当なものだと思う。フヅクエの運用について、かなりこと細かく書かれている。読書好きにとっては、その考え方にはとても勇気づけられる。個人的には表紙の装丁がとても素敵だと思った。

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    2021年02月14日