本の読める場所を求めて

本の読める場所を求めて

作者名 :
通常価格 1,760円 (1,600円+税)
紙の本 [参考] 1,980円 (税込)
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作品内容

本を、読む。こんなシンプルなことが、どうして放っておかれているのか。

「書を携えて、街に出る。人が人といてひとりになるためには
こんなすったもんだが必要なんですね」
――片桐はいり(俳優)


本はあっても、読む場所がない!
家でもカフェでも図書館でも……ゆっくり読めない。街をさまよう。
だから、「今日はがっつり本を読んじゃうぞ~」と思う人たちが
心ゆくまで「本の読める」店、「fuzkue(フヅクエ)」をつくった。
本と、光さえあればできるはずのものが、どうしてこんなに難しいんだろう?
心置きなく、気兼ねなく本を読むためには、なにが必要なんだろう?
なぜか語られてこなかった「読む」「場所」をめぐって、
ストラグルし、考えぬいた先に見えてきたものとは?
大部の『読書の日記』に綴る読書の喜びで人を驚かせた著者が、
ユーモアを織り交ぜた文体で小説のように書き記す。
「読書」を突き抜けて、「場づくり」「孤独」「文化」「公共」まで眼差す。
――きれいごとをちゃんと欲望しよう。

「もし映画館がなくて、小さな画面としょぼい音響でしか映画を観ることができなかったら。もしスキー場がなくて、野山を一歩一歩自分で登ってでしか滑ることができなかったら。もしスケートパークがなくて、注意されたり迷惑顔をされたりするリスクを常に抱えながらしか遊ぶことができなかったら。心置きなく没頭できる場所を抜きに、それぞれの文化の裾野は、今のような広さにはなっていないはずだ。
〔…〕だから読書にも、そういう場所があったほうがいい」(本文より)

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
エッセイ・紀行 / エッセイ
出版社
朝日出版社
電子版発売日
2020年07月24日
紙の本の発売
2020年07月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
11MB

本の読める場所を求めて のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年09月17日

    街に本を読む場所がない話は、その具体例も含めて大いに賛同。
    だからこういう店(fuzkue)始めましたとなると、360度どこにもスキがないようにするためか、具体例がくどくも感じた。でもやっていることには賛同。
    本を読むことに真摯な姿勢が心地よい。

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    Posted by ブクログ 2021年04月11日

    趣味が読書であるというと、この本にも書かれている通り、どこか高尚な趣味で真面目な印象を持たれてしまう。それを言われて僕は、どこか優越感に浸る部分があるが、内心漫画や映画と変わらないんだけどなと思うところもある。それを阿久津さんは代弁してくれている。もっと読書がとっつきやすいものであることをわかって欲...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月11日

    本をがっつり読みたい時に、意外と本を読むのに適した場所がないということを語った本。ここのところ自分がぼんやりと思っていたことを全て吐き出してくれてスッキリした。そして、本の読める店を作るに至るストーリーも読むことができ、面白く参考になった。

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    Posted by ブクログ 2020年07月31日

    1度しか行ったことがないけど、とにかく居心地良くて、本が気持ちよく読めた「本の読める店」Fusukeできるまで。そしてこれから。
    どのような考えの末にあのお店が生まれたのか、どういう考えであの空間が保たれているのか。
    面白かった。

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    Posted by ブクログ 2020年09月09日

    読みやすく面白い文章だった。言葉選びが好き。
    本を読める場所、、フクヅエに行ってみたい。
    料金システムの発想や、読書に対する熱い想い、、全編通して新しい発見や共感ができ面白かった♪
    こういう考えの人が作った場所を体験してみたい。

    そして、自分の中のやる気、新しいことへ挑戦する気持ちも強くさせてくれ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月22日


    まだ読み終わってないんですけど、
    書いちゃう。もう書いちゃう。
    溢れ出てくるこの想いが止まらないから書いちゃう。


    良い本に出会った。
    京王線初台にある「fuzukue」という
    お店の店主阿久津隆さん著の本。

    読書好きの読書好きによる読書好きのための読本。
    かのアメリカ大統領エイブラハム・リン...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月10日

    フヅクエがなぜできたのか、どんなものを求めてどんな場所になっているのか 本を読む場所の必要性に共感。
    読書は、わたしにとっては極めて個人的な作業なんだけど、なんなら読書している姿を見られるのもあまり好きじゃないけど。

    今年中には、絶対行ってみようと思った。
    何を読みに行こう?
    楽しみができたおかげ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月29日

    映画を観る人は映画館へ、野球観戦は球場へ、ライブはコンサートホールへ行くことで、そこでその人が何をするかを疑問に思うことはない。
    なのに、読書は!?
    読書もきっとそんな場所があっていい。
    と主張する「本を読める店。fuzkue」をつくった著者が、本を読める場所や本についてのアレコレを考察している。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月02日

    落ち着いて本が読めるようなお店がしたいと思い
    本当にそういうお店「fuzkue」を作った
    店長さんのおはなし。

    長居をする、ノットイコール利益が出ない。
    そうじゃない経営を考え出すのが
    大変だったことも書かれています。

    そういう場所を求める人がいて
    提供してくれる店主がいる。
    選択肢のひとつとし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月07日

    書名通り本を"本当に"読める場所を求めて様々な場所を彷徨い最終的に自身でそれを作った経緯を描いた作品。読書は立派な趣味だし集中力・体力が必要なスポーツだと思う。

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