大麦こあらのレビュー一覧
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匿名
購入済み成程
題名が中々いいですね。
ひろむが拓郎のことを理解不能、気味が悪いと思うことが拓郎にとって心地よいのかな。どこにいても何しても好感度である人の悩みが凄かった(笑)
親友が勝手にできたりとか、合意なしに予定が組まれてるとか、考えたら嫌過ぎる。それで言うとひろむの態度の方が信じられるとか分かるけど、ちょっと悲しくもある感じ。
ひろむが告白してないけど、そのように考える拓郎で、そのまま突き進んでいく感じはとても好きです。しかもひろむのトラウマ克服できそうなのも良かった。
中学時代の親友君が、反省してたのは良かった!と言うことは、拓郎は本当にただのいい人何だろうなー。いいじゃん!と思いました。ドロドロし -
Posted by ブクログ
哲学って、答えの出ないことを考えることなのかなと思った。そもそも私の頭では哲学なんで理解できないから、よくわからないけど。最近別の作品でプラトンの饗宴を知って読んでたから、タイムリーだなぁと思って手に取ったのがきっかけ。能美くんの軽いノリでベッドインしちゃうから、そこでなんだか萎えちゃって読むのやめたけど、BLアワードの投票のためにまた読んだ。哲学とか理解できるのか?(私が。)と思ったけど(そもそも哲学は理解するものなのか?)、ストーリー面白いし、二人が互いに惹かれる流れとか、読んでて、すすーっと入ってきて、気持ちいい作品だった。最後に能美くんが言った“混ざろう”が良かった。
本に挟まってるチ