永田ゆかりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
視覚化の技術が網羅されている。
男性では5%もいる色覚異常者にも識別できる色遣いに配慮する。赤と緑の視細胞がX染色体上にあり、男性の異常率は高いので、赤と緑を同時に使うことは避ける方がいい。ダイバージェントカラーなど同時に使う色は、赤と青がよい。
ベースカラーには寒色系やくすみ調、強調カラーにはパステル系を、アラートには赤・緑・オレンジなどの濃い色がおすすめ。ベースカラーを7~8割、メインカラーを1~2割、強調カラーは5%が目安。
可読性の赤いフォントを用いる。
Century Gothic
Arial
Trebuchet MS
Verdana
Time New Roman
Lucida -
Posted by ブクログ
## わかったこと
- データがごちゃごちゃしている状態をクラター(Clutter)という。不要なものを捨て、認知負荷を下げることを心掛ける。
- 色について。人間が一度に認識できるのは8色まで。筆者は4色以下に抑えるよう心掛けている。変化を表現したい場合は彩度を調整して用いる(グラデーションのようなやつ)。
- テキストについて:重要なことは大きく表示する。空白も十分にとる。フォントは2種類以下、フォントサイズも4種類以下にする。グラフ化が難しい場合は、潔くテキストで簡潔に示す。
- オーディエンスを意識すること。オーディエンスは誰?真のペインポイントは?
- 素早くプロトタイプを作ること。