中山嘉之のレビュー一覧

  • システム構築の大前提--ITアーキテクチャのセオリー

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    ネタバレ

    現行のIT環境を取り巻くバズワードにとらわれることなく、本質的にシステムを構築する上で何が大事かということを「データ」という観点から述べている。

    ここまで的確だとある種自明になっていることなのだろうが、それが価値を持つのは「実行するのが難しいから」だと思っている。

    スピードがどんどん早くなる中、会社組織やシステムもどんどん複雑になり、相反していく中で開発を行っていくのは非常に難易度が高い。そしてコストや品質、納期も当然ある。

    そうした妥協を続けた結果の産物が現状の環境であり、天才が解決するGAFAとかと違い、日系は地道にやっていくしかない、ということを語っているように感じる。

    I/F標

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    2020年05月03日
  • エンタープライズアーキテクチャのセオリー DXの大前提

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    組織的な話を含み、かつシステム開発プロセスの中では抽象的な部類の内容が多いので、まだまだ自分的には理解したとは言えない本。どこかで戻ってくる予定です。

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    2025年04月17日
  • エンタープライズアーキテクチャのセオリー DXの大前提

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    データの流れを中心に考える。
    システム間を直接つなぐP2Pではスパゲッティ化する。システム間の連携はなくべく疎とすることで、個々のシステムの刷新をしやすくすることもできる。
    そのためには、データHUBをつくる。
    HUBにマスタや共通トランザクションをもたせる。

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    2024年10月09日
  • システム構築の大前提--ITアーキテクチャのセオリー

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    国内外問わず、既存企業にとってDXは死活問題である。そして2025年の崖と言われるように、従来の企業内システムが足かせとなることは目に見えている。コンサルタントは、バイモーダルやSOR/SOEのように分けて、新規投資を進めようとするが、既存システムがカバーする業務プロセスやデータを無視して、新しいことだけやっても事業価値に繋がらない。既存システムをDXに適応するよう、変革しなければならない。そしてこの変革は経営的観点から、短期的なROIも考慮してビックバン的に一度に行うのではなく、価値を出しながら少しずつ行う必要がある。このトランスフォームをどうやって実現するか?

    本書の答えは、エンタープラ

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    2020年02月04日
  • エンタープライズアーキテクチャのセオリー DXの大前提

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    ▪️Best Of Breedとは、各業務領域ごとに、様々なベンダ製品の中から自社に最も適したものを選択し、その組み合わせでシステム全体を構築することです。


    ▪️MDM(Master Data Mangement)システム
    (1)正しいマスタデータを入力して、マスタの正本を一元管理する機能
    (2)一元管理されたマスタデータを、各種業務システムに送り届ける機能

    ▪️MDM憲法
    第1条:「ゴールデンレコードのデータ品質を保証しなければならない」
    第2条:「一つのマスタデータを複数カ所で更新してはならない」
    第3条:「個別アプリケーションの業務処理を載せない」
    第4条:「異なるシステム間のデー

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    2024年04月13日
  • エンタープライズアーキテクチャのセオリー DXの大前提

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    決して内容は悪くないし参考になるが、前作の完成度が高すぎた。どうしても前作から受けた衝撃と比較してしまう。

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    2024年01月06日