犬君雀のレビュー一覧

  • サンタクロースを殺した。そして、キスをした。

    Posted by ブクログ

    作品の世界観や設定、各キャラクターの背景やノートを使ったギミックなどよく練られていて非常に面白い作品でした。
    特にノートの文字が赤くなる演出はより物語をドラマチックに演出していたと思います。
    タイトルにある
    「サンタクロースを殺した」とは「キスをした」とはどういう事なのか、後々分かってきますが、それがこの作品にとってかけがえのない意味となる言葉であり感動します。

    あとがきで作者の方も書かれていますが、これが経験に基づいた話なら、確かにこれだけ強い想いを込めて書き換えれば心に残る何かになるかと思います。

    そういえば今更気づいたのですが、僕に力を貸してくれる登場人物達は過去を憂いたような発言を

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    2024年01月05日
  • サンタクロースを殺した。そして、キスをした。

    ネタバレ 購入済み

    願い事ノートの奇跡は!?

    これは良作。秀逸な人物描写とせつないストーリー。全員キャラが立ってて冗長な会話劇は心地よい。
    特にヒロインの毒舌娘はよく出来ていて、大変可愛らしいキャラクターです。
    不思議な魔法ノートにまつわる二人の企みですが、事態は二転三転し、最後までドキドキさせてくれました。
    オススメのクリスマス恋愛もの。

    #切ない

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    2022年09月29日
  • サンタクロースを殺した。そして、キスをした。

    Posted by ブクログ

    考えながら読む小説は疲れる。けれど、誰かの強い感情を文字にして鈍器にして殴ってくるこの小説を私はまだ半分も理解できてない。大人になってしったかぶって麻痺してしまったかもしれない。何度でも読みたい。良い作品に出会えた。

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    2020年11月06日
  • サンタクロースを殺した。そして、キスをした。

    Posted by ブクログ

    1冊。
    実際にある地理の中で固有の名前を持たない登場人物。現実にあり得る辛い状況にいる少女と現実にいそうな自分辛いんだ感に浸っている端から見たらリア充大学生。こいつのダメ具合と少女の可愛さが際立った作品。ガガガらしい一作。

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    2022年12月13日
  • サンタクロースを殺した。そして、キスをした。

    Posted by ブクログ

    面白かったです。
    名前が出てこない登場人物しかいないというのも、ストーリーに合っていて問題なく読めました。
    ラストの場面では、辻褄が合っていく感じと思ってもいなかった事実があり、読み応えがありました。

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    2020年11月11日
  • サンタクロースを殺した。そして、キスをした。

    購入済み

    初々しい作品

    作者のメッセージは大事だが、それが強すぎるとなんとなく押しつけがましい雰囲気を感じる。
    今作は間違いなくそういう類の作品なのだが、その押しつける内容がとんでもなくピュアで初々しい恋模様なので逆に微笑ましくなってしまう。

    小道具のギミックやキャラの台詞などが狙いすぎで映画なら失笑ものだろうが、小説だからこそ読めるのは間違いなく地の文の描写のおかげだ。
    キャラの名前が全員出てこない(ここら辺も無理があったが)中で描写だけでキャラ像を作りあげようとした先輩というキャラは見事に輝いていた。恐らく作者にとってお気に入りで、だからこそ恥ずかしくてメインにしなかったのだろう。そこら辺も未熟ながら可

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    2020年06月21日