デイヴィッド・シュピーゲルハルターのレビュー一覧

  • もうダメかも――死ぬ確率の統計学
    事故や暴行など外的な原因で、イングランドとウェールズで亡くなるのは百万人に一人。この一日のリスクを1マイクロモートとして、様々なリスクがその何倍あるか考えたり、様々な避妊法による妊娠率の比較、19世紀のウィーンの産科の死亡率、鉄道に乗って死ぬ確率など様々なリスクについて考える。

    なかなか面白かった...続きを読む
  • もうダメかも――死ぬ確率の統計学
    文体が眠たくなるが、中身は面白い。
    100万分の1の確率をマイクロモートと定義して、イギリスで一日の間に平均して死亡する確率と同じとする。また30分寿命が縮む確率をマイクロライフと定義し、アルコール一杯目は1マイクロライフ寿命が増加、2杯目以降は0.5マイクロライフ寿命が縮むそうな。このような新単位...続きを読む
  • もうダメかも――死ぬ確率の統計学
    タイトルよりも、副題の「死ぬ確率の統計学」の方がわかりやすいかもしれない。
    本書は人が生まれてから死ぬまでの間に出くわす死亡リスクについて考察するもの。統計的な事実と3人のモデル(ノーム、プルーデンス、ケビン)の人生を重ね合わせて、ストーリー仕立てで、ちょっとユーモラスに、いささかシニカルに概観して...続きを読む
  • もうダメかも――死ぬ確率の統計学
    主に死亡やその他の災難の原因別の確率についての種種雑多な記述。おもしろいが、この和文タイトルは、ミスリーディング。原タイトルは、The Norm Chronicles (ノーム(登場人物の名前、標準という単語のダジャレ)の歴史)。うーん、直訳は、売り物にならないな。
    ちょっと前まで、出産時の死亡率は...続きを読む
  • もうダメかも――死ぬ確率の統計学
    「リスク」が何なのか、を自分なりに考えるにあたって、いろいろとヒントがもらえるのだが、いかんせん、なにか癖のある文章でよみづらいかな。
  • もうダメかも――死ぬ確率の統計学
     様々な確率やリスクに接する際、我々が決まって陥る混乱──結局、この数字は一体我々にとって何を表しているのか──の正体とは何か、そしてそれはなぜ生じるのか。この謎に、人生の様々なライフステージにおけるイベントを題材として迫る本。ベイズ統計学を専門とするケンブリッジ大学教授と数学に関する著書のあるジャ...続きを読む