高梨愉人のレビュー一覧

  • 余命一年、夫婦始めます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    余命1年と宣告された男女が“疑似夫婦”として過ごす365日を描いた作品です。主人公の瀬川拓海と瀬川葵は、病院で偶然出会い、同じ苗字”瀬川”という偶然と、同じ余命という運命を共有します。
    そこから始まる「死ぬ前に結婚を経験してみたい」という突拍子もない提案は、読者に「この先どうなるの?」という期待感を抱かせます。
    物語は、二人が夫婦として叶えたい6つの目標を立て、残された時間を共に過ごすことで、少しずつ心を通わせていく様子が丁寧に描かれています。
    拓海は仕事一辺倒で不器用な性格、葵は天真爛漫で自分に素直。正反対のようでいて、どこか似ている二人がぶつかり合いながらも、互いを理解していく過程が胸を打

    0
    2025年11月10日
  • あの夏をラムネの瓶にとじ込めて

    Posted by ブクログ

    とても優しくて刹那的な、ラムネのような淡い青春物語。
    後半の展開に心を締め付けられました。
    読めて本当に良かったです。

    0
    2025年08月09日
  • あの夏をラムネの瓶にとじ込めて

    Posted by ブクログ

    1945年(昭和20年)8月6日(月)日本時間午前8時15分に原子爆弾が投下された。
    日本人死者16万人と多くの大切な命を失ってしまった日。

    終戦してから80年という時が経ち、
    こういった過去があって、現在があることを忘れてはいけない。人が傷つけ合うのではなくて、みんながぽかぽかあたたかい気持ちでこれから生きていけたらいいなと改めて思いました。

    0
    2025年10月22日
  • あの夏をラムネの瓶にとじ込めて

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい一冊でした。
    戦争と恋愛というテーマの小説は正直マンネリしている印象でしたが本作は違った!
    本編の中で戦争と過ちを繰り返してはいけない事や、平和な日常の大切さについて深く、誠実に書かれていて教育にも良さそう。さつきのように戦争当時を生きる事は不可能だが、我々は未来への継承は可能である。
    平和な日常は諦めなかった人々が残した宝だと思った。

    0
    2025年10月07日
  • あの夏をラムネの瓶にとじ込めて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙がとても美しいかったので読んでみました。
    前世の斎藤ハナの最後が悲しかったかも、でも、剛さんがハナちゃんに結婚してくれと言ったのとても良かったす。

    0
    2025年08月31日
  • あの夏をラムネの瓶にとじ込めて

    Posted by ブクログ

    広島在住なので、思わず手に取った。
    最近の学生に読んで欲しい1冊。
    広島に原爆が落とされた日にちを知らない子供達が増えてきた中で、知るきっかけになりうる本だと感じた。
    原爆が落ちた瞬間の、凄惨な場面はないけど、どんな時代でどんな人達がどんな生活をしてたか優しく教えてくれる。
    こういう本はなくなっちゃいけないと思う。

    0
    2025年09月30日
  • あの夏をラムネの瓶にとじ込めて

    Posted by ブクログ

    広島の中学校図書室に入れました。
    大人が読むと『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(汐見夏衛)の二番煎じで、これで戦争の悲惨さが伝わるのか心配になるかもしれません。

    でも、このお話は令和の中高生に戦争の話を怖がらずに読んでもらうために書かれたものだと感じました。平和な現代でも生きるのが辛いこともあるし、戦時中でもキラキラした青春はあって、誰もが本当は幸せに生きていたいだけなんだと…その思いが伝わりますようにと願って本棚に置きました。

    0
    2025年09月17日
  • あの夏をラムネの瓶にとじ込めて

    Posted by ブクログ

    タイトル買い。
    帯紙に戦争と恋の季節とあり、どんなタイムスリップ系物語なのだろうと考えてたけど、、、

    人を想うということその気持ちが織り成す時空を超えたラブストーリー。
    ラストの2人の出会い方が前世と似ていてキュン!

    0
    2025年07月11日
  • 余命一年、夫婦始めます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    余命を宣告された2人が出会い、夫婦になっていく話
    葵は融通が聞かなくて生きるのに苦労しただろうなという感じ
    拓海は良いところをまわりの人に伝わって無くて損な役回りが多そうな感じ
    そんなふたりが出会って、ぶつかり合いながらも歩み寄っていって最後は綺麗にまとまったのではないかと思う

    0
    2025年01月03日
  • 余命一年、夫婦始めます

    Posted by ブクログ

    余命1年どうしの偶然、出会った男女が夫婦生活を始める。必死に働いてきた拓海と自分に素直な葵。自分たちの運命を受け入れながらも、やりたいことリストをこなしていく。

    この手の話はありきたりだなと思いながら、手にしてしまう。そしてウルウルしてしまう。

    拓海の元カノのニコは、いいヤツだなと思うし、会社の部長や後輩の山本も拓海思い。父親は不器用な生き物だけど、家族の形は人それぞれ。

    葵のお婆ちゃんの味は気になるけど、美味しいと言ってくれる人がいることが、幸せだと思う。

    0
    2022年12月27日
  • 二度目の過去は君のいない未来

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    記憶を持ったままタイムスリップするっていう私の好きそうなやつなので買ってみた!特に劇的な展開もなく意外性もそこまでなく、でした!

    0
    2021年02月15日