松場俊夫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
アイスブレイクのアイデア集。
会社での1on1や会議で使えるアイスブレイクのやり方を学ぶために手に取った。
「会社でも学校でも使える」と銘打っているが、初対面の人が集う研修のファシリテーター向けのアイデアが多く、会社で見知った人との会議で使えるアイデアは比較的少ないように感じた。
ただ、以下のような考え方は参考になった。
•成功体験よりもピンチに陥った体験について語ることで、より本人の人間性が出てくる
•最初の段階でみんなが声を出すと、緊張がほぐれる
•重要なのは話し手の内容よりも、聞き手のあり方
•見ると観るは違う。普段から相手をきちんと観ることが大切
•人が本音を出しやすくするには、共通体験をすること。特に肉体的あるいは精神的にストレスをかける共通体験をすると本音が出やすい
•Disc理論
紹介されていたアイスブレイクアイデアの中では、傾聴の大切さを気づかせる「お地蔵さんと菩薩さま」やそれぞれが持っている情報を共有することの大事さを気づかせる「犯人探しプロファイル」は、いつか実践してみたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「アイスブレーク」特にオンライン、ビデオ会議を使ったものに関するものを多数取り上げた本である。アクティビティはかなりの数に及ぶ。
本書はある程度「ワークショップ」というモノを理解し、その効用等に一定の理解を示している人が、実際に使えるアクティビティを提示している。
本書の狙いと効用について特に説明がないまま、実践のための手順やアクティビティの解説に入るというところが斬新である。読者にはそのこに至る前提について理解しているということになっている。
個人的には多数ある類書(ボブ・パイク、ベッキーパイクによる著作等)の中でこの本がどこに立脚しているのかを示してほしかったと思う。アイスブレークは確かに大事なのだがワークショップや授業・会議で如何に成果を出すかというところが本論であり、その点についてはほとんど触れていないという構成は個人的には理解しがたかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ比較的に手軽にできるワークショップ(アイスブレーク)のネタ30についてコンパクトにまとめたハンドブックである。
ワークショップに関する本は、グループダイナミクス等の歴史から始まって理論を述べるものとを、ショーケースの様に示すものがある。後者には自分もしくは所属団体の事例のものと一般的なものがあるが本書は後者となる。
ワークショップに実際に一参加者として参加した場合、表面的には体を為しているがワークしていていないことも多い。
本書の著者はそういう意味で相当の実践をこなしているはずなのだがもったいないことにそれがうまく伝わってこない。ショーケースに徹していまったことでワークショップならではの「熱」が失われてしまっている。
「ワークショップ」は定量的にその効果を示しにくいと思っており、やってみた印象・感動のポイントみたいなところが実は有用なのだと考えている。その点では惜しいと言わざるをえない。