早川史哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
白血病闘病記。
U-17代表にもなっていて本当に第一線で活躍していた人。
交友関係華やか!
地元の近所からこういう人が出ると嬉しい。
新潟ってスポーツ全般弱いから、、、。
何冊か白血病の闘病記を読んでるけど、本書が特徴的なのは、
病人が体力を回復するためのエアロバイクでガチトレーニングして病院の中で話題になったり、
プロスポーツ選手として病気を所属チームホームページで公表しているので何万人にも注目されている中で、
病状が回復する過程がとても順調だったわけではないので、尋常じゃないプレッシャーの中でメンタルを維持し続ける過程が丁寧に書かれていることだと思う。
同じ病で隣の病室だった中学生の女 -
Posted by ブクログ
プロのアスリートが白血病に罹り復活するという、想像すらできない凄まじさもありながら、ある意味ドラマチックに仕立て上げやすい経験を等身大で描き出してくれている。苦しく長い闘病から復活に至るまでの機微な心の動きや繊細な葛藤など、表現は悪いかもしれないが非常に読み応えがあった。重病に罹った経験もプロのアスリートにもなった経験もない自分が評価すべきではないが、人生というものを深く考えさせられた。いつかJリーグの試合会場で早川選手を応援したい。
以下、心に残った一文。
・僕は口では「試合に出たい」と言っておきながら、「魔の15分」という自分の限界を勝手に決めて、思い込んでいた。だからこそ、そのシナリオ -
Posted by ブクログ
彼の病名をクラブが公表した時、愕然とした。
もう、彼の姿をピッチで見ることは叶わない、と思った。
プロデビューした湘南のピッチで彼をみたとき、上背がないのにCBを任され、果敢に相手FWに向かっていく姿にびっくりした。
その後、しばらくして姿を見せなくなり、心配していたけど、その病名が添えられたクラブからのメールをみたときは、最初に記したとおり…。
本人、病名がわかってホッとした、というのは本音なんだろな。
そこからの復活劇が時系列に記されている。
病院のベッドからみえるスワンの輝くライトはどんなに彼の胸をかきむしっただろう。
ベンチに帰ってきた彼を見たときは涙が止まらなかったし、スタ