池田明季哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレイギリスはブリストル。グラフィティの聖地でのグラフィティライターたちの生き様を描いた、作者の実話に基づいた物語。
まず、表紙とタイトルの圧倒的なカッコよさ。それだけで読み始めたと言っても過言ではない。そしてグラフィティ。街の壁にスプレーなどでアートを描くという、日本だとただの落書きで、治安の悪さの象徴みたいな感じに思えるけど、ここでは文化の一つになっているらしい。ちょっと調べるとラスコー洞窟の壁画の話が出てくるのが興味深い。そういう目新しさも興味を持った一因。
ストーリーの部分では、伏線回収もあってちょっとミステリー味もありつつ、濃いキャラが躍動する感じで楽しめた。あとちょいちょい挟まれる欧米 -
Posted by ブクログ
グラフィティを題材にした斬新な内容。
ブリストルという街並み、そこで生活する人々、グラフィティに魂を燃やすアーティストたちの姿がまざまざと想像できる。少し乱暴なヒロインも魅力的だ。
でも、同じ物書きとして学ぶべき場所があると問われれば微妙なところだ。
情景描写は上手だから見習わなければならないだろうが、目指している路線が違うのであまり参考にはならないかもしれない。旅行記として読むのであれば楽しめるはず。
他人に何かを訴えるような作品はあまり好みではない。何だか全体的につまらない印象を持ってしまう。かといってそれが悪いという訳ではないのだが、どうにもしっくりこない。
今後の活躍に期待だろうか -