オーバーライト――ブリストルのゴースト

オーバーライト――ブリストルのゴースト

693円 (税込)

3pt

イギリスのブリストルに留学中の大学生ヨシは、バイト先の店頭で“落書き”を発見する。それは、グラフィティと呼ばれる書き手(ライター)の意図が込められたアートの一種だった。
美人だけど常に気怠げ、何故か絵には詳しい先輩のブーディシアと共に落書きの犯人探しに乗り出すが――
「……ブー? ずっと探していたのよ」
「ララか。だから会いたくなかったんだ!」
「えーと、つまりブーさんもライター」
ブーディシアも、かつて〈ブリストルのゴースト〉と呼ばれるグラフィティの天才ライターだったのである。

グラフィティを競い合った少女ララや仲間たちと、グラフィティの聖地を脅かす巨大な陰謀に立ち向かう挫折と再生を描いた感動の物語!

第26回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》受賞作。

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1~3件目 / 3件
  • オーバーライト――ブリストルのゴースト
    693円 (税込)
    イギリスのブリストルに留学中の大学生ヨシは、バイト先の店頭で“落書き”を発見する。それは、グラフィティと呼ばれる書き手(ライター)の意図が込められたアートの一種だった。  美人だけど常に気怠げ、何故か絵には詳しい先輩のブーディシアと共に落書きの犯人探しに乗り出すが―― 「……ブー? ずっと探していたのよ」 「ララか。だから会いたくなかったんだ!」 「えーと、つまりブーさんもライター」  ブーディシアも、かつて〈ブリストルのゴースト〉と呼ばれるグラフィティの天才ライターだったのである。  グラフィティを競い合った少女ララや仲間たちと、グラフィティの聖地を脅かす巨大な陰謀に立ち向かう挫折と再生を描いた感動の物語!  第26回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》受賞作。
  • オーバーライト2――クリスマス・ウォーズの炎
    715円 (税込)
     ブーディシアやグラフィティ・クルーたちとの出会いによって音楽活動を再開したヨシ。そんな彼の元にかつてのバンド仲間、ボーカルのネリナが現れる! 「ヨシの音楽には、魂がない」――ヨシの音楽に迷いを生じさせ、日本を離れる原因となった歌姫の突然の来訪。気まぐれな態度でヨシを惑わす少女の真意は?  一方、クリスマス間近の街ではグラフィティを否定するミュージシャンの宣戦布告をきっかけにグラフィティ排斥の動きが激化! 〈Z〉を名乗る謎の人物によって街中のグラフィティが上書きされてしまう!  傷つけられたブーディシアのグラフィティ、立ち上がったララ率いる〈女王熊の復讐〉。ブリストルの未来、そしてヨシをめぐる三角関係の行方は?
  • オーバーライト3――ロンドン・インベイジョン
    759円 (税込)
     グラフィティの騒動を通じ、お互いの距離が近づいたヨシとブーディシア。  ヨシの帰国が迫る中、ロンドンから、アイオンにグラフィティを学んだブーディシアの先輩・シュガーがクルーを引き連れてブリストルに襲来!  「人は必ず死ぬ。終わりの美しさを知る者だけが、豊かな生を過ごせる」  という信念を持つシュガーたちによりボロボロに上書きされるブリストルのグラフィティ。  立ち向かう〈女王熊の復讐〉のメンバーだが、肝心のブーディシアの書くグラフィティに異変が。  ブリストル最大の危機にヨシが取った行動とは? そして、ブーディシアの想いは? 激動の第3巻!

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オーバーライト――ブリストルのゴースト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    要約
    主人公のヨシは、イギリスのロンドンから西に離れたブリストルという都市に留学してきた。ヨシは日本でバンド活動をしていた。バンド仲間とライブをやっていたが、ボーカルを担当した時にバンド仲間の一人から「君の歌には魂がない」と言われた。それがバンド活動を辞め、逃避としてイギリスに留学したのも理由にある

    0
    2025年10月01日

    Posted by ブクログ

    表紙のインパクトに惹かれて購入。
    ライトノベルというよりはライト文芸に近い、割と骨太なストーリー。人物設定や構成や伏線がしっかりしていて、途中でつっかかることなく読み切れた。
    イギリスが舞台だが、イギリスに行ったことがなくとも没入感を味わえる描写が多く、グラフィティについても丁寧に説明されているので

    0
    2025年03月30日

    Posted by ブクログ

    全3巻完結。
    実際の英国の一地方都市のこれまた実際の文化、世相をテーマにした唯一無二の作品です。所々挟まれる英語の会話が現地感を出している。
    『グラフィティ』という賛否両論あるテーマにその反社会的側面にも逃げずに描いている。最後の巻のライター達の顛末は少し感動した。
    ヒロインはブーディシィアだけど真

    0
    2024年12月23日

    Posted by ブクログ

    グラフィティ×ライトノベルという組み合わせがとても斬新的。
    主人公含め登場人物が洋画の様な言い回しをしているので、他のラノベには無い独特な雰囲気を醸し出している。
    終盤で明らかになるヒロインの秘密や黒幕の正体が予想外の所で仄めかされており、まるで推理小説を読んでいるかのような感覚だった。

    0
    2021年08月20日

    購入済み

    よき

    奨励賞を取るだけのことはあると感じました。馴染みのないブリストルの話なだけに変な固定観念もなくスッと話に入り込めました。内容には関係ないけど後書きで言っていた友人と2期連続で賞を取った話は驚きました。

    0
    2021年01月30日

    購入済み

    電撃大賞の賞とってたので

    電撃大賞の賞をとってた作品なので気になって購入。
    ラノベらしい作品とはすこし違った内容だったけど、物語を読み進めて後半に行くにつれ、ぐんぐん先が気になる展開に。
    最後はしっかりいい作品を読んだ余韻に浸れました。

    0
    2020年08月22日

    Posted by ブクログ

    グラフィティを題材にした斬新な内容。
    ブリストルという街並み、そこで生活する人々、グラフィティに魂を燃やすアーティストたちの姿がまざまざと想像できる。少し乱暴なヒロインも魅力的だ。

    でも、同じ物書きとして学ぶべき場所があると問われれば微妙なところだ。
    情景描写は上手だから見習わなければならないだろ

    0
    2024年02月24日

    Posted by ブクログ

    外国を感じられるものを軽く読みたかったので、満足。続編もこの話をどう持って行くか読みたい。
    レディオヘッドとか多分スーパーマリオカートとか、ハマったものが出てきてちょっと親近感。
    昔グラフィティのテレビゲームにハマったことも思い出した。名前なんだったかしら…

    0
    2020年08月24日

    ネタバレ 購入済み

    良作

    内容はグラフィティに焦点を当て、扱うジャンルをしっかり掘り下げて書いています。物語のほうは、わりと王道ストーリーで良くも悪くも普通な印象でしょうか。

    0
    2022年04月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イギリスはブリストル。グラフィティの聖地でのグラフィティライターたちの生き様を描いた、作者の実話に基づいた物語。
    まず、表紙とタイトルの圧倒的なカッコよさ。それだけで読み始めたと言っても過言ではない。そしてグラフィティ。街の壁にスプレーなどでアートを描くという、日本だとただの落書きで、治安の悪さの象

    0
    2025年04月06日

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