さんきゅう倉田のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【ありがとうございます!!と言いたい】
サラリーマンは仕事をもらって「ありがとうございます」とは言わないが、フリーランスは「ありがとうございます!」と言う。
という趣旨のことが書かれていました。
決定的に違うのは、まさに、ここだと思います。
ただ、サラリーマンが悪いわけではないです。
合理的に判断してるのです。
極端なことをいうと何もしなくてもサラリーマンは給料がもらえるのです。月にもらえる給料は決まっていて、その仕事をしたら、いくらもらえるという歩合制ではありません。つまり、給料が同じとすると少ない労力で働こうとすることが合理的な考え方となるのです。
フリーランスは違います。その仕事をもらわなければ、給料はゼロです。ゼロか100の極端な世界です。
逆にサラリーマンは安定的に20が手に入る世界です。
フリーランスは仕事をもらえれば、サラリーマンの5倍は給料が入ります。
全員がフリーランスになればおもしろいと思うのですが。。。
仕事 → ありがとうございます!
と言える世界です。 -
Posted by ブクログ
国税局を辞めて吉本に入った「元国税芸人」で、ファイナンシャルプランナーでもあるという著者による、フリーランスとして仕事をするためのノウハウ。「フリーランスとして生きていくために必要なことを『お金と税金』をテーマにまとめました。現在時点で、自身の集大成と言える本」(p.188)ということらしい。とても分かりやすく読みやすい。
おれも23歳から勤め人なので、最近中年の危機を迎えたりしていることもあり、フリーランスとしての生き方ってどんな感じなんだろ、おれにその可能性あるのかな、と思って読んでみた。今の仕事でもワークショップを頼んだり講演や授業を頼んだりして、フリーランス的に働いている人と関わることもあり、それこそお金の交渉をしたり請求書を書いてもらったり、ということもあって、勉強になる。それに、別にフリーランスじゃなくても、お金を湯水の如く使えるわけではないから、いかに無駄やコストを省くか、どうやってお金を管理するか、といった話は勤め人でも大いに参考になって、よかった。
「フリーランスは意味のない行動を避けなければいけません。フリーランスの時間には、自分で設定した価値があるからです。」(p.82)ということで、徹底した「時は金なり」の行動原理は、参考にしたいと思うノウハウもあった。ちなみに、著者の思う意味のない行動は、「怒る、積極的に現金を使う、ATMに行く、ポイントカードをつくる」(p.83)だそうだ。そうか、確かにポイントカードには振り回されるかもな。プライベートでも怒りの感情を持たないように努力しないとな、と思う。あとは、認知バイアスを利用する、という話。「フリーランスはいつだって合理的に行動し、他人の不合理を活用するべき」(p.115)というのは賢い。確かにここに書いてあるように報酬3万を6万にするのは難しいけど20万を23万にするのは難しくない、という心理を利用する、というのは理に適っている。だいぶ昔、家を建てた先輩の話で、普段は一円でも節約しようと行動するのに、いざ家を建てるとなると、手すりのオプションとか何かのオプションを言われるがままに付けていって、どんどんお金が出ていく、という話をしていたのを思い出した。こんな不合理な人って不思議。最後に、自分も確定申告って一回しかしたことないから全然わからないけど、たとえば「青色申告には特典がある」とか全く分からなかったし、最後に書いてある「知らない人が損をする、それが日本の制度です。」(p.176)という事実は、ある意味残酷な真実だな、と思った。こういう金融についての実践的な教育がなされる機会がないのは、知らない人が損をして国が儲けようとするという陰謀なのか??とか思ってみたりした。
フリーランスになるかどうかとは別に、個人的には結構面白く読めた。