湯谷昇羊のレビュー一覧

  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    こんな人がいたんだ!と驚愕。
    レジェンド。
    あとがきの著書と立石一真氏の時空を超えた繋がりのオチも良かった。

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    2024年02月10日
  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    HARD THINGS的で、本の冒頭1/4ぐらいで2回くらい倒産してるし、家族が母妻子とバンバン亡くなる。こんなしんどい創業だったのかと思うと胸が詰まる

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    2018年01月02日
  • 巨龍に挑む―――中国の流通を変えたイトーヨーカ堂のサムライたち

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    同じく中国で働く身にとっては身につまされたり、それでも今の方がよっぽどましかと思ったり、98年と比べると中国もだいぶ変わってはいるんだなと思わせられたりと人ごととは思えない話です。

    この話に出てくる成都に行ったのがおよそ1年前、1号店のあたりは巨大な歩行街で日本食もいくつかありましたが、開店当初は海鮮は寧波の船山から車で1週間がかりで運び(本州の端から端くらい)、野菜は地元の市場で買ってきれいに洗って並べたり、それよりも従業員にいらっしゃいませ(歓迎光臨)と言わせるだけでもそうとうな苦労。今でこそ中国のちょっとした店なら歓迎光臨というのだがその発祥がイトーヨーカドーだったとは知らなんだ。他に

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    2014年04月15日
  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    ■経営マインド

    A.「人を伸ばすのは、任せるのが一番」

    B.「営業の声は顧客の声」

    C.企業はただ儲もうけるためにあるのではなく、社会に奉仕するためにある

    D.こうしたいと思ったら、必ずそうならざるを得ないような条件を先に作る

    E.最もよく人を幸福にする人が最もよく幸福になる

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    2012年11月18日
  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    オムロン創業者立石一真。ドラッカーも絶賛した技術屋経営者。ソーシャルニーズに基づいたものづくりにこだわる姿勢。なんとしてでも形にする執念。徹底的なスピードへのこだわり。などなど大変勉強になる。熱が伝わる一冊。

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    2011年05月28日
  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    オムロン創業者である立石一真の伝記。

    本人自身が目立つのを嫌ったこともあり,松下幸之助ほど有名ではないが,経営者としては松下に匹敵すると言われるほどの手腕の持ち主だった。

    裸一貫で始めた「立石電機」を一流企業に成長させるまでの軌跡が鮮明に描かれている。
    「企業とは誰のものか」「なぜ,企業が存在するのか」「企業の役割とは何か」ということに自らの成功体験で以って示されている。

    「人を幸せにする人が幸せになる」
    嘘でもなく,きれいごとでもないことがよく分かる。

    「できませんと云うな」そういう粘り強さが,結果を生むことを改めて実感させられた。

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    2009年12月03日
  • 巨龍に挑む―――中国の流通を変えたイトーヨーカ堂のサムライたち

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    イトーヨカードーの中国進出の歴史を困難な事態やうまくいったことなど振り返りながら語られている。決してそこから格好よさを感じなかったのは、本当に厳しいミッションだったからだと思う。

    中国という日本とは異なるマーケットで今までの成功体験は通用しない。固定観念に捉われずに日々仮説、実行、検証のプロセスを回しながら売り上げ目標を何とか達成しようとする。寝食を忘れて仕事に取り組む姿は悲壮感を感じる。

    人材の育成というのはどこに行っても重要な課題ではあるが、人材の流動性の高い中国ではなおさらそう。より高額な給料を他社から提示されたらそちらになびいてしまう。お金だけでなく人を引き付けるためには、仕事のや

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    2019年01月19日
  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    ネタバレ

    先見性にびびる。

    早くからコンプライアンスの本質を理解していた立石さん。

    信念を貫けば叶うことがよくわかる。

    ただ、仕事にこの情熱は入れられんわ。

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    2012年09月04日
  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    ・工場長に30前後の若手を起用。人を伸ばすのは、任せるのが一番。
    ・本社はボロやのに販売の拠点は立派。いい製品を作るにはいい人をつくらなあかん。いい人はいい環境から生まれる。いい環境がいい販売員をつくりいい顧客をつくる。
    ・企業は社会に奉仕するためにある。その商品が社会にそぐわんかったら、社会は自らの安全のためにそんな企業は容赦なく潰す。
    ・働く目的、仕事に使命があれば、苦労が苦労じゃなくなる。企業が利潤を追求するのは、人間が息するのと同じ。人間は息するために生きてるんやない。
    ・崇高な企業理念は国境や民族を超える。
    ・高能率の結果として高賃金にするのではなく、高賃金を実現させて高能率を期待す

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    2011年12月03日
  • 巨龍に挑む―――中国の流通を変えたイトーヨーカ堂のサムライたち

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     イトーヨーカ堂の中国出店の物語。中国政府からの出店要請に始まり、難航する交渉、急成長していくマーケット、それらに追いつかない、商品、物流、人材育成。

     そんな長年にわたる困難を乗り越え、中国で堂々たる地位を確立したイトーヨーカ堂の物語。

     様々な製品、食品でお世話になっている隣国であり、噂話は多いが、本当のことはよく知られていない中国について、作者がイトーヨーカ堂を中国で立ち上げた人たちにヒヤリングを行うことで書き上げたルポタージュ。

     中国のイトーヨーカ堂に行ってみると分かるが、日本のイトーヨーカ堂ではない。高級百貨店である。さらに、その立地立地に会わせて、カスタマイズしていくやり方

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    2011年03月17日
  • 巨龍に挑む―――中国の流通を変えたイトーヨーカ堂のサムライたち

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    ネタバレ

    日本の大手企業の海外進出、しかも中国でどう成功したかということで、興味があり、読みたかった本です。
    読みはじめたら面白くて、一気に読んでしまいました。

    前半は、
    物が売れない赤字の苦しみ、
    「いらっしゃいませ」と言う習慣がなく、人に頭を下げることをしない中国人スタッフ教育の大変さ、
    言葉の壁や文化の違い、
    モラルの欠如・・・

    中国で奮闘したイトーヨーカ堂社員のノイローゼになりそうな過酷な日々が描かれています。

    その分、売り上げが伸びてきて軌道に乗り、現地の社員が理解を示してくれた瞬間など、なんとも言えない爽快感がありました。

    四川大地震のとき、周りのお店が営業をしない中、ヨーカ堂だけは

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    2011年03月06日
  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    オムロン創始者の立石一真さんが過ごした一生。

    働く事を働くと考えず、自分のやりたい事をやっていると考える。
    どんな無理なお願いにも、「できません」とは言わない!!
    自分はどうなのか?と考えさせられる本だった

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    2010年09月03日
  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    もともと、会社の創業者の本を1冊ぐらい読んでおこうと思って読んだ本ですが、、、創業者は今、流行の社会起業家ですね。

    大企業なので、勤めていてもあまり実感はわかないですが、少なくとも創業者は社会的ニーズ(ソーシャルニーズ)に応えることで、利益を得て会社を発展させていっています。あまりに大きくなりすぎて社員一人一人にその意識が薄いだけと思います。

    今の社会起業家だって、従来の手法では儲からないからだれも手を出さなかった領域に、知恵と工夫と努力でニーズに応え、(従来より少ないかもしれなけど)利益を得る。
    会社を発展・維持していくためには利益は必須のことだし、別に悪いことではない。
    会社の形態が取

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    2010年05月06日
  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    (K) 開発現場をこよなく愛しながらも、遠くを見つめる中長期的な視点を持った未来想像型の経営の根幹がどこにあるのかを感じ取ることができる。当時とは時代背景が異なるとはいえ、新しいニーズに対する鋭い感度や、顧客を何よりも大切にする姿勢、あきらめない開発など、現代の企業に薄れかけているものが何なのかを教えてくれる。企業規模の拡大と共に失われていくものもあれば、薄れゆく創業者の志と共に消えていくものもある中で、改めて我々は何を大切にすべきなのかを考えなければならない。本当に考えなければいけない時が来ている。効率化という魔法にかかってしまった組織をどうやってその魔法から解放するのか。当時とは変わってき

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    2010年01月09日
  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    読みやすい。いつか朝ドラになりそう。一文だけだけどおちょやんも出てきて、タイムリーで親しみが湧きました。

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    2021年03月23日
  • 巨龍に挑む―――中国の流通を変えたイトーヨーカ堂のサムライたち

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    ネタバレ

    イトーヨーカ堂の中国進出~2010年までの軌跡を追う、迫真のルポルタージュ。
    社内の人間が書いたのではないかと思わせるような、生々しいエピソードに満ち、
    中国ビジネス(特に現地社員の扱い)の難しさを垣間見ることができる内容。

    特に印象的な論点は以下の3点。

    ①日本のプロ(≒日本のビジネスモデル)が現地で通用しない

    日本のビジネスモデル(自社から取引先までを含む)が高度に組織化される中、
    日本のプロはそのモデルにある種「過剰適応」している部分があり、
    中国という異なるフィールドでは、必ずしもその能力を発揮できた訳ではない。

    最終的には、自社のビジネスモデルの本質にまで遡り、その本質に、

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    2013年02月10日
  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    オムロンの創業者、立石一真の一生を描いた本

    こういった創業者本は伝説のように祭り上げられているので好きじゃないんですが、
    そこを差し引いても得るものは大きかったです。

    彼がベンチャー精神を持って企業を成長させていった時代は現代とは異なるので、正直言って今真似をすればいいかと言われれば、なかなか難しいと思いますが、

    精神の部分、
    「なぜ働くのか」という問いが分からない人にとってヒントとなると思います。

    働く→自分の金になる

    という短い式でなく、

    働く→企業が利潤を得る→税として国へ納められる→その金が社会に役立つ→自分含め周りが幸せとなる

    という式で考えると、働く意味って結構単純で

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    2011年05月29日
  • 「できません」と云うな―――オムロン創業者 立石一真

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    オムロンの前身、立石電機の創立者、立石一真氏の人生。東のソニー、西の立石電機と言われた程、気鋭のベンチャー企業として発展した立石電機。自分の祖父が製作所を営んでいた事もあり、知的で新しい物好きで思慮深い”おじいちゃん”のイメージが重なって、胸にぐっときた。オムロンの由来が京都御室の桜だったことに気付いて感激。仁和寺の桜を思い出した。

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    2011年03月28日
  • 巨龍に挑む―――中国の流通を変えたイトーヨーカ堂のサムライたち

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    会社からの読書本紹介で知った本。
    これから海外進出するということで、薦めているのだろうか。
    海外辞令がでたら、このくらい大変だから覚悟しておくように!
    という暗黙のメッセージのように思える。
    IYの中国進出の記録。ゼロベースからのスタート。中国と日本
    では常識が違う。
    従業員が「いらっしゃいませ」と恥ずかしくていえない、なぜなら
    中国では売る側のほうがエライからだ。
    このようなマイナスからのスタートだったが、IY社員の努力(しかない)で改善していく話。
    国民の労働エートス(価値感)を変化させることが可能なのだというポイント、良いものを適正な価格と場所で売れ(続ければ)ば、
    必ず報われる。という

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    2019年01月16日