高橋尚幸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・『学び合い』を始めた方
・『学び合い』を発展させたいが、具体的イメージが湧いてない方
・「時間割を決めるのは中学校では無理」と思った方(私ですw)
以上のような方におすすめできます。
『学び合い』を始めると、生徒はとても頑張ります。そうならないクラスは今のところ経験していません。クラス替えがあれば、また新鮮に頑張ります。
しかし、その目新しさに慣れて「緩む」ときが年度内に来ます。今までそれを、課題やクリアの条件設定、語りでなんとかしようと思っていました。高橋先生はこれに対して「授業をレベルアップする」という視点で研究されています。その具体案が流動型『学び合い』です。
どんな点に悩み、ど -
Posted by ブクログ
この本で描かれている流動型『学び合い』の授業に至るまでの試行錯誤の過程が今学期の自分の実践と重なりながら、共感しつつ読み終えた。
自分のクラスでは、流動型『学び合い』の段階までは至っていないが、単元『学び合い』の実践は行ってきた。
その中で、葛藤として湧き上がるのが、教師のコントロール欲求。
子どもたちに任せる。と言いながらも、毎時間の確認テストをしたり、教師のチェックポイントを作ったり。
それらが全て悪いとは思わないが、子どもたちがまかせきれない、手放しきれない自らの「コントロール欲求」をこの本を読みながら突き付けられた気がする。
この本の中で、「学びが雪のように降り積もる」という考えが -
Posted by ブクログ
ネタバレ西川純先生の提唱する『学び合い』を活用した流動型『学び合い』の紹介。『学び合い』関連の本を読むといつも思うのが、2つのこと。
子どもが自ら考えて学習できるし、子どものためになりそう!やってみたい!という期待と、一歩間違えたら放置してるだけになってしまわないかという不安。
ただこの本で紹介されている内容を読むと、著者の高橋先生も悩み葛藤しながら現在のスタイルに至ったということがよく分かる。
本書にもあるように、流動型『学び合い』を視野に入れながら、まずは1時間1課題の『学び合い』を行うことがスタンダードなのかなと感じた。
・最初は以下のことを伝える。
学校の目的…みんなのことを考えられる
学び