荒井真紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
赤くて丸くてピカピカのトマト。小さな種を植えてみたら芽が出て葉が出て花が咲いた。花が枯れるとしぼうが膨らんでトマトになっていく。小さな種からトマトができ、そこからまた種が取れる過程を写実的な絵で描いた絵本。
******* ここからはネタバレ *******
これは私としてはちょっと残念な絵本。
まずはトマトの色。
文頭のトマトにはトマトらしい緑が描かれているが、表紙と文中のトマトはすべて朱赤でトマトっぽく感じません。
最初に種を植えますが、深すぎませんか?ネットで調べたら5mmと書かれていました。
小さい種は浅く植えることが多いように思います。
「どのはなが とまとのみに なったか」文中で聞いていますが、これは無意味な質問でないでしょうか?
この質問で、読んでいた頭は止まって花の描いてあるページに飛びますが、正解も描いていないし、わからないですよ。
質問の意図不明です。
また「はるに
ちいさな ひとつぶの たねを まいてから……」とありますが、この「……」が言いたかったことは何なのでしょうか?
「……」と濁さなければならなかった理由が私にはわかりませんでした。
このように、種の蒔き方と文章に少々難を感じはしましたが、悪い本ではありません。
と言って、正直これと言って特徴のある本でもありません。
目新しいことが描かれているわけでもなく、視点が新しいわけでもないです。
これは、多くの植物科学絵本の中から選ばれるのは、難しいと思います。