あらすじ
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おいしいトマトを育ててみよう!
春になるとたくさんの苗が売られるトマト。
トマトは植木鉢でも育てられると人気の野菜です。
本書は、トマトの成長の過程を美しいイラストで追います。タネから、芽を出し成長するトマト。
世界中には、いろんな種類のトマトがあります。
最後には、たくさんの美味しいトマト料理を紹介。子どもから大人まで楽しめます。
※この作品はカラーです。
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Posted by ブクログ
緻密な絵。見ていて飽きない。
科学絵本ではあるけれども、本文を読まなくても、見ているだけでも楽しめる。
絵本は子ども用と思い込んでしまうと、こういうものを見逃してしまう。もったいないよね。
Posted by ブクログ
緻密な絵がすばらしい。
果実、茎、葉の表面のテクスチャがすごく丁寧に描かれている。
一方で、食べ物や食器などはリアリティが足りないような気がした。好きな絵柄だけど、向き不向きがあるんだなと思った。
Posted by ブクログ
突然予想もしないクイズが出される。
「どの はなが どの トマトの みに なったか、わかりますか?」
…わ、わからない……答えを見ても…。
トマトの断面の白いすじは、種につながっているのは『いちご』と同じ。『いちご』と合わせて読むとまた楽しめると思う。
種のまわりの白いゼリーは、発芽をおさえる成分が含まれているとのこと。へーっ!
トマトの表面のつやがとてもおいしそう。
Posted by ブクログ
細かく書き込まれた色鉛筆画。
トマトの枝葉の毛もしっかり描かれている。
写真とは違った美しさで、トマトがどうやって大きくなっていくか、自ら観察しているかのよう。
熊田千佳慕に師事していたという著者は、流石の画力。
絵の美しさと、自然の素晴らしさと、そして料理のバリエーションと。
良質な絵本というのはこういうことを言うのだ。
ひらがなで書かれているので、小学校低学年(字が読めるのなら幼児も)からおすすめ。
でも、読んであげる大人と、コミニュケーションをとりながら、というのが子供にとっては楽しい時間になるのではないかな。
一緒に本物を育ててみても。
トマトは一般的に春蒔きなので、来年の春の楽しみに。
50日で大きくなるそうなので、虫害や暑さなどをなんとかできればおいしいトマトが食べられるはず!
Posted by ブクログ
8歳2ヶ月の娘に読み聞かせ
ちょうど生活科でトマトを育てていて
家でもベランダ菜園でミニトマトを育てていたので
夏休みのトマト観察の補助に
ぴったり。
絵が繊細で美しい。
Posted by ブクログ
赤くて丸くてピカピカのトマト。小さな種を植えてみたら芽が出て葉が出て花が咲いた。花が枯れるとしぼうが膨らんでトマトになっていく。小さな種からトマトができ、そこからまた種が取れる過程を写実的な絵で描いた絵本。
******* ここからはネタバレ *******
これは私としてはちょっと残念な絵本。
まずはトマトの色。
文頭のトマトにはトマトらしい緑が描かれているが、表紙と文中のトマトはすべて朱赤でトマトっぽく感じません。
最初に種を植えますが、深すぎませんか?ネットで調べたら5mmと書かれていました。
小さい種は浅く植えることが多いように思います。
「どのはなが とまとのみに なったか」文中で聞いていますが、これは無意味な質問でないでしょうか?
この質問で、読んでいた頭は止まって花の描いてあるページに飛びますが、正解も描いていないし、わからないですよ。
質問の意図不明です。
また「はるに
ちいさな ひとつぶの たねを まいてから……」とありますが、この「……」が言いたかったことは何なのでしょうか?
「……」と濁さなければならなかった理由が私にはわかりませんでした。
このように、種の蒔き方と文章に少々難を感じはしましたが、悪い本ではありません。
と言って、正直これと言って特徴のある本でもありません。
目新しいことが描かれているわけでもなく、視点が新しいわけでもないです。
これは、多くの植物科学絵本の中から選ばれるのは、難しいと思います。