キャスリーン・アイゼンハートのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ドナルド・サル先生、キャスリーン・アイゼンハート先生の著書。シンプルなルールこそ最強を伝える絶賛の本。必修読書本。本書前半は基本的なルール作成の類型と成功例を連ねた内容で、『すごいのは分かるんだけど、どうやってルール作ったらいいかがわからんのよ!』というストレスが付き纏うが、中盤から後半にかけてルール作りのノウハウとメンタリティに話が移り、徐々に読者を引き込む。ネタバレにはなってしまうが、シンプルルールは経験の賜物という結論には至るものの、複雑なルールなら良さそう、隅々まで行き渡っていると思い込むバイアスを破壊してくれる。まずは動き出す、そしてブラッシュアップ。経験が積み上がり、高みを目指した
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Posted by ブクログ
・シンプルなルールには4つの特徴がある
1:ルールの数が少ない
2:使う人に合わせてカスタマイズできる
3:具体的である
4:柔軟性がある
・目標を1つに絞ってシンプルなルールを設定すると、最も効果を発揮できる
・適応範囲が広すぎるルールは往々にして非現実的なものとして軽く扱われてしまう
・より良い決断をしたいなら、細かい要素にこだわらず、最も重要な物事に焦点を絞らなければならない
・シンプルなルールには大まかに6つのカテゴリーに分類できる
1:境界線ルール(二者択一の形式をとることで時間をかけずに何をすべきか決断をくだすことができる)
2:優先順位ルール
3:停止ルール
4:ハウツー・ル -
Posted by ブクログ
組織において、「ルール」というと、とかく複雑になるか、あるいは、曖昧になるかで、実際のところきちんと機能していないのでは?となることも多い気がする。
本書では、シンプルなルールの効果を教えてくれる。
ルールが数を少なく、具体的で、柔軟性があり、使う人に合わせてカスタマイズできるものであること。
それがシンプルなルールに共通する特徴となっている。
出来上がったルール自体はシンプルなものでも、経験から学びつつ、エビデンスに基づいて、できるだけ不要なものを削ぎ落とし作りこんでいく必要がある。
もちろん、安全性のためのチェックリストなど、シンプルにしすぎて、漏れがあってはならない場合など、シン -
Posted by ブクログ
ネタバレシンプルなルールの重要性を教えてくれる本
本書の内容を見ると現在の繁栄や売れているものなどはシンプルなルールをもとに構成されており、複雑なルールに比べて失敗が少なくなるのだという印象を持ちました。
ただ、背景にはボトルネックを突き止め、根本・本質に対する洗練されたルールの適応がシンプルなのだと私は考えられる。
そして、もう一つは人間自体が複雑なルールに適応するのが難しいという背景もあるのだと私は考えましたが、本書には言及されていなかったので気になるところです。
最も大事なことは、ルールを作った後に失敗を繰り返し、洗練させることだと理解した。
失敗への価値観を柔らかくすることがなんだかんだ大 -
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☆3.5
しゅうへいさん お金の不安化ゼロメソッドより
トリアージ(医療現場などで使われるシンプルルール)
ビジネスで使えるのは予想がついていたが、
プライベートでも使えるのは目から鱗だった。
シンプルなルールの4つの特徴
1ルールの数が少ない
2使う人に合わせてカスタマイズできる
3具体的である
4柔軟性がある
1すべては「スピード」「実行力」「柔軟性」
より良い決断をしたいなら、細かい要素にはこだわらずに最も重要な物事に焦点を絞らなければならない。
シンプルルールならそれができる。
しかもシンプルなルールは実行に移しやすく、無理なく続けられる。
2まず「いちばん大 -
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Posted by ブクログ
SIMPLE RULES
ルールは目的を達成するための指針であり、円滑に物事を進める助けとなる。しかしルールが複雑であるとそれに縛られ、かえって物事が進まなくなる。物事が複雑に絡み合った今の社会を生きる上で、「シンプルなルール」は必要不可欠であるという話。本章ではルールの作り方とその効果が多くの事例を用いて紹介されている。
この本でいう「シンプルなルール」とは、ただ単純なルールという意味だけでなく、余分な物を削ぎ落とし本質だけを残した、つまり洗練されたルールを意味する。本質だけを残し無駄は削ぎ落とす点においては、ミニマリストの考えに近いと感じた。
このルールは本質的で機能的だから、最初から -
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